お金を貯めるコツは脳にある「貯金と幸福感を結びつける方法」

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どうしても、使ってしまうお金。どうにか貯める方法は?

お金を貯める…誰でも一度や二度、固い決意をして貯蓄しようとするのではないでしょうか?ですが、やがて挫折してしまう。なぜでしょう?根本的な解決方法を考えてみましょう。

お金を貯めるコツは「脳」にある

ヒトの脳には記憶や行動パターンを決める部分があります。こうした部分は10代、20代のうちは柔軟ですが、40代をすぎると頑固になってしまう…そういう話がよく聞かれます。実は、これは全くのウソ。

人間は経験したことを鮮明に覚えています。本人は忘れているかもしれませんが、脳はしっかりと覚えているのです。ですから、お金を貯めるということがうまくいけば、脳はその成功をしっかり海馬というメモリー機能に刻んでいます。

お金を貯めるコツは、お金を貯めることが成功した!という経験を持つことです。例えば、毎日100円玉を貯金箱に入れる人がいます。一ヶ月で3,000円が貯まることになりますが、蓋を開けてみると2,500円しかない…つまり、これは5日間入金し忘れたことに他なりません。

一方、住宅ローンを借りている人が毎月口座から何がしかの金額を引かれることは、誰でも理解できます。が、もし口座に十分なお金が用意できなかった場合は、いったいどうなるでしょうか?

そうです、たとえ一回でも未納があった場合、差し押さえになってしまう可能性があります。そうなると、せっかくのマイホームは競売にかけられ、他人のものになってしまいます。

脳の中では「お金を借りたら、絶対に返す」という経験がきちんと刻まれています。と、いうことは、お金を貯めるという経験も刻まれるほど強烈なものにしなければならないのです。

お金を貯めるのに「覚悟」はマイナス

貯める、という行為は「我慢」を強いるものです。来週は赤坂で飲み会だが、自分は出費を抑えるために、2次会の六本木には行かない!と思っていても「いいじゃないか、行こうよ…」と悪魔の声が囁いてきたら、断りきれないのが普通でしょう。

赤坂の中華料理で済ませるだけなら3,500円だけなのに、2次会の六本木となると5,000円、それだけでは済みません。若さに任せて結局万札をひねり出さないといけないことになります。

不思議なことに、こういう飲み会は最初の会費が一番安く、2次会・3次会…と「濃くなる」につれて、金額が跳ね上がります。ですから、これはお金がいくらあっても足りない「遊び」と変わりないことになるのです。

結局、翌朝二日酔いで財布の中身をみて、我に帰るわけですが、夜遊びに負けるようでは絶対にお金は貯まらない、というのはお分かりでしょう。悪魔の誘いに勝つことなど、人間は絶対に不可能です。そして、多くの人が「これも経験だから」などと言い訳をしてごまかします。脳は完全にごまかされてしまうのです。

では、どうしたらこうした悪魔のささやきを拒否し続けることができるのでしょうか?それは悪魔が寄ってこないようにすればいいだけです。クレジットカードを持たない、スマホのクレジット機能を解除する…といったように、不用意な出費をさせないような仕組みを作っておくのです。

月に20万円、好きなことに使えるお金がある人は、20万円を10万円に切り下げてしまいましょう。一番簡単なのは、自動定期積立を行うことです。あるいは会社の財形貯蓄を利用する、その他には生命保険の「養老保険」に加入することをお勧めします。貯金だけを目的にした場合、銀行預金よりもずっといい金利の商品があるからです。

FXと株

自分はFXや投資信託に興味があって…という人がたまにいるようです。特にFXはネットのブログでも毎日のリターンを丁寧に報告するなど、マメな人がかなりおられます。ですが、FXはあくまでも「投機」です。1,000万円を3年で作る!などと目標を持って始めるのではなく、為替の理論で、お金を増やす…程度のことを行えばよいのです。

これに対し、株式購入も資金を増やす絶好の金融商品です。株式の面白いところは、10株が100株に分割されるなど、持っている株がどんどん配当金額を増やす可能性もあるところです。株式の場合はそれなりの資金が必要ですが、FX同様、10万円ほどは損してもいいと考えて資金準備をしていきましょう。

 

貯蓄には時間がかかる

毎月の給与から10万円を貯蓄に回し、ボーナスからは15万円ずつ回した場合、年間150万円が貯蓄できます。これを3年続けると450万円。この3年という数字は非常に大事になります。

なぜ、3年が大事なのか?実は新卒新入社員の離職率は、最初の3年でどの程度かを基準化しています。1年で辞める場合、半年の試用期間を経てたった6ヶ月しか働かないことになります。ボーナスも出るのか出ないのかわからず、社会人として、ほんの腰掛けにしかなりません。

ところが、2年3年と経ていくと、新人が入ってきますし、会社によっては自分が中堅社員になるケースもあります。22歳で入社して、25歳ともなればプロ野球では体力知力ともに絶好調のころ。多くのスポーツではこの年齢が華といえます。

大事なのは、華のうちに貯蓄ができるかどうか、です。華はまわりからちやほやされることも意味しますが、周りに埋没せず、自分だけ凛と立つ様も表現する言葉です。つまり、この年齢にある程度の金額が貯蓄できれば、本当に心に余裕が出てくるのはまちがいありません。

貯蓄が成功すれば、脳は貯蓄に喜びを感じるようになる

勝手にお金が貯まる仕掛けを作ると、ヒトは心に余裕を持つようになります。給与は30万円ですが、実際は20万円内で生活する習慣が当たり前になれば、10万円は自然に貯蓄になります。つまり、先食いをしてしまえば、誰でも残った金額で生活しようと工夫をするようになります。

ジムに通って体を鍛えるのではなく、部屋でできる体力作りもその一つ。本を購入して読むことも、脳にとって大事な貯蓄感覚を身につけることになります。本を購入することは、レシートを受け取る行為を伴います。ですが、配信される小説を購入することは、紙の領収書を受け取らないため、いくらお金を使ったのかわからないことが少なくありません。

大事なことは、足で歩いて本屋に行き、本を購入する…という自発的な行為です。脳は受動的になってしまうと、それがあたりまえになりますが、能動的になれば、それを常識化します。そうした積み重ねが、喜びに変わり、そのために貯蓄が面白くなっていくのです。

まとめ

お金を貯める…これは楽しくなければ意味がありません。そして、いつの間にか貯まるような仕掛けを作らなければいけないのです。そのために原始的かもしれませんが、自動積立や養老保険などはお勧めです。

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