子供に対する貯金はいくらすればいいのか?

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子供に貯金を残した考えは捨てなさい。運転資金という考え方を持つべきです

子供にたいして、貯金をする家庭はかなりあるでしょう。こんな不景気のあおりが世の中だから、
せめて、親として残してあげられるものをと願うわけです。

では一体幾らのこせばいいのでしょうか?

元服

子どもに対する教育の価値観。千差万別です。

かわいいからお金をあげたいという親。
困って欲しくないからお金を残したいと言う親。

自立に適した環境を作ってあげる代わりにお金は出さない親。

すべてが子どものためと言う考え方の延長線上ですから出発点は同じです。
しかし、動物界をみてもそこまでする親はいません。

ついてきなさい、やりなさいとモットーにやらせる姿があるだけです。

やらせないと生きていけないから、餌食になるからです。かわいいからと言う以上に生き延びさせたい一身です。

実は日本の古来の考え方における「元服」もその姿に似ているといいます。

戦国の世であればいつ死ぬかわからない、小さい時ならば動物とはことなり独り立ちすら出来ないのが人間ですから、
親が守ってあげるしかありません。しかし、15歳という大人の位置づけの時には既に独り立ちを強制的にさせていました。

ということは全て15歳までの間に自分と言う考え方を決めさせた行動を取らせていたわけです。

実際に多くかかるのは高校から先

今は人生100歳になるのではと思えるほ長生きになってきました。

早熟だった時代よりも如何に長い間子どもといられるかもあり、そうとう遅い成長ともいえそうです。
ゆえに考え方は親が代りにするのが一般的で高校卒業ぐらいからいよいよ自分を導き出させていると言います。

実はこの考え方からいくと、お金は幾らあっても足りないと言えるのです。
理由は社会に出るまでの間が20歳ということならば2年間しかないからです。

その2年間までに一番多くかかるであろう高校生活とさらに子どもが困らないように準備するお金は大学進学や専門学校といった機関に支払われるからです。

子どもに対する貯金とは全て教育費と言う内容に消えていくのが日本の現状なのです。
ゆえに2年間の間に子どもが使うであろう将来の資金がたまらないという事に陥るのです。

現代での元服の再現は?

いっそのこと貯金と言う概念を捨ててしまうといいでしょう。
元服が大人への(=現代であれば自立への)第一歩なのですから15歳の時に親としてやって上げられることはここまでだと言い切る勇気を持つのはどうでしょう。

自分が親にしてもらわなかったのに等言い訳はいいです。

その15歳の誕生日に300万円を目の前にして渡してみるといいでしょう。

人は大人になるって言うことは独りで生きていくことです。一人で生きていくには将来どうしたいかが必ず付きまとう。

その将来を決めるのが進路であるべきで、進路は日本では義務教育が終わればやってくるものなのです。
その進路はその後に確実につながる仕事を見据えていなくてはいけない。

世の中で言われる仕事の種類は、実は3タイプに分けられるものです。
その一つはサラリーマンという人生、職人と言う第二の人生と、最後は経営者と言う人生です。

サラリーマンは人との評価で決まる人生ですから、有利な点で言えば絶対的に優秀な大学を出た人にはかなわない。
それならば優秀な大学にいくべきで、高校はその大学に近づけるだけの訓練をさせてくれるところに行かねばならない。

300万というお金はその高校に通う親がしてあげられる資金です。学費はそこから使えばいいし塾だの何だのも良く考えて使えばいい。

ちなみに優秀な高校なら他の教育機関など行かずとも大学にいくくらいはさせてくれるはずなのですから。大学は余ったお金で国立等学費が安い所をねらえばいいものです。

学費はやり遂げるのは自分なのですからバイトでもして勉学に励んでトップの企業に入る準備をするのです。

それだけの価値が自分で見出せるならば300万を使っていきなさいという姿勢が親が子どもに残す「元服」の考え方なのです。

職人

職人に関して言えば、その人にしか出来ない特殊な能力を持った人なわけですからのんびり高校になど言っていられません。
学業よりも何よりも技術を培う目と体、そして経験です。

大人の目が逆に邪魔をしてしまうような時期にもし職人のスタートを切ったらどうなるのかは皆さんもお分かりになられることでしょう。

素直さがなくなって屁理と損得で判断する為に物にならなくなるのです。ですから、まだ純粋な時期にどんどん吸収していく時期に職人になるための奉公先に行かねばなりません。

俗に言うみならいで、最初は給料などないかもしれません。親方の言うことを一々きかねばなりません。

渡された300万を使いその生活を堪えていく。そのお金がなくなるまでに一人前になれる、給料がもらえるように目標を立てることなのです。

その覚悟をもてるならばいきなさいといえるのも親だけなのです。

経営者

1週間もあれば会社は設立できるものです。25万もあればまずは株式会社は設立できます。

法務局や労働管理局へ行き役場に登記開業申請後、ご確定申告まですべて行えばいいのが起業家です。

高校などの学歴は関係ありません。人がどう思うかはその人の履歴ではありません。約束を果たしてくれて、顧客を満足させてくれるのかだけです。

うそ偽りの無い誠実な人であり喜びや感動を提供するサービスのプロフェッショナルがあるのかを見るのですから。
胡散臭い、人をだましそうな起業家にはついてこないものです。

その起業家になるために使うのが300万と言うことなのです。資本金が300万で自分がプロフェッショナルなれる目標をつくらなければならないのです。

失敗したら会社はつぶれます。何を得るにしてもお金がかかります。セミナーへ通って勉強したり、実際に仕入れをして管理して物を売ることで大人のすごさと難しさに大いに悩むことでしょう。

結局はお金を稼ぐと言う人生の原動力に行き着くわけですから、それを率先してやっていきたいならと方向を指し示すのも親が唯一できることなのです。

やさしさから作る貯金は貴方のエゴかもしれません。

子どもが困らないようにという、親の見え透いた優しさはかえってだめにします。駄目にするとは幾らお金があっても足りない状態を作ってしまうのです。 困るのは子どもではなく実は親ではないでしょうか?自分の思い通りにならないことでその思い通りにならないことが都合が悪く感じて失敗しているように思ってします。 これはエゴを通り越して作品作りの監督業です。そんな時是非元服の考えをみならって、進むべき先はみせた。困る困らないは自分自身。 親である私達もこの先困る困らないは自分で行動して決まっていくと答えを見せるべきだと思います。 そうした時、初めて幾らかかるのかが明確に出てくるのだとおもいませんか?

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