退職したときのお金の運用方法ともらえるものについて

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老後の心配をしているときにまず思うのはお金ですが、何がもらえるのでしょう

老後の心配をするときは、まず健康よりもお金のことを気にする人も多いでしょう。

そのお金ですが、あなたは退職したら何がもらえるか知っていますか。

まず退職金はそうですが、ほかにも財形貯蓄や企業の年金などがもらえるかもしれません。

どういったものなのか、どういった制度だったのかを確認していきましょう。

退職金とは

退職金として、一般に言われているものは、「退職一時金」です。

退職金はほかにも、年金積み立ての企業年金や、一時金・年金を両方とも使っているものなどがあります。

退職金はすべての企業でもらえるわけではありません。

就業規則により決まっているので、就業規則に退職金についての定めがない場合には退職金をもらうことはできません。

会社が倒産した場合に、未払いの給与や退職金の一部を国が代わりに支払う制度があります。

退職金でもらえるお金は、会社の大きさや、業種などの状況や、個人、企業ごとにより大きく異なります。退職金にかかる税金は、退職金から退職所得控除額をさしいてその半分が退職所得として課税対象となります。しかし、近年では控除額のほうが退職金を上回る状況が続いており、基本的には税金はかかりません。

退職金の運用について

退職金をもらった人に対しては、退職金運用金融商品がメガバンクや信託銀行などが提供しています。

短期の定期預金で運用するものと、定期預貯金と投資商品をあわせて運用する商品の二通りが販売されています。

一つ目の短期定期預金は、短期の定期預金を特別金利で提供して、満期後は同じ預け入れ期間の定期預金に入れて、満期時の店頭表示金利で自動的に継続となります。

短期の特別金利がついている定期預金は3ヶ月のみとなっています。

定期預金と投資商品をあわせて運用する金融商品では、投資商品は主に投資信託です。

預入金の50パーセント以上を投資信託で運用するものが多く、50パーセントに満たない定期預金の預け入れは一つ目の短期定期預金と同じで3ヶ月間は特別な金利がつきます。

定期預金が満期になれば自動的に継続されて、その継続するときは店頭表示金利が適用されます。

退職金の定期預金の利率

横浜銀行は、NISA口座を同時に開設することで年率2.13パーセントの「退職金専用プラン」というスーパー定期の3ヶ月ものを提供しています。

3ヶ月ものの定期預金では、長野信用金庫は2.40パーセント、大分銀行、福岡銀行、みずほ銀行、野村信託銀行で2.0パーセントの定期預金の利率となっています。

大手の信託銀行では、三井住友信託銀行では、スーパー定期3ヶ月に預け入れると特別金利1.6パーセントが適用され、定期預金の2年、3年、5年ものと、定期預金の3ヶ月、6ヶ月ものと組み合わせるものがあります。

定期預金の3ヶ月ものは2.8パーセント、6ヶ月ものは1.8パーセントとなっています。三菱UFJ信託銀行では、「ずっと安心信託」とスーパー定期3ヶ月のあわせたものでは、定期3ヶ月ものの金利が4.0パーセントとなっています。
 

投資信託と併用したときの定期預金の利率

三菱UFJ信託銀行では、ラップ口座を申し込みでスーパー定期3ヶ月の金利は4.7パーセントから6.2パーセント程度とかなり高くなります。

三井信託銀行では、投資信託か三井住友ファンドラップとスーパー定期をあわせます。定期預金の利率は、3ヶ月ものは4.0パーセント、6ヶ月ものは2.2パーセント、1年ものは1.2パーセントとなっています。

これらの退職金運用商品を運用するには、条件があります。

まず、退職後一年以内であることです。

ほかにも、申し込み金額は500万円以上で退職金として受け取った金額まで、退職所得の源泉徴収表や任意継続健康保険証などの退職時期が確認できる資料、店頭窓口での取り扱いと、利用は一人一回限りとなっています。

退職金運用病に注意が必要

退職金で思いがけない大金を手にしたときに、運用しないともったいないと思って、運用してしまいマーケットの格好のカモになる病気には注意が必要です。

退職金である程度まとまったお金を手にしたときには人は運用して増やしたいと思うようになります。

現在の銀行の定期預金はとても低くて都市銀行の定期預金でさえ0パーセントに近く、増えるようなことはありません。

利息がつかなくてもったいないから運用しようと多くの人は考えます。

しかし、ほとんどの人は投資経験がなく、銀行などの金融機関に行き、リスクがなくてそこそこ増えるものがほしいなどといってしまう、運用病の感染に注意が必要です。

たまたま行った金融機関で、顧客が得するものを必ず売ってくるわけではありませんし、相談に行って時間をかけて相談に乗ってくれたのに何も買わないで帰るのは悪いと思って契約をしてしまうなどのことをしてしまいます。

退職前の財形貯蓄

会社を辞めたときには、退職金だけではないものが振り込まれることがあります。「

財形貯蓄」や「社内積み立て」なども同時に振り込まれることがあります。

財形貯蓄は、給与明細には給料から天引きされて貯蓄されていたりする貯蓄です。

財形貯蓄は、給与からの天引き貯蓄や自動振り替え貯蓄によりためられる貯蓄のことです。

給与天引き貯蓄の代表格は、「社内預金」と「勤労者財産形成貯蓄(財形貯蓄)」があります。

財形貯蓄は1971年に勤労者財産形成促進法により作られた「勤労者財産形成貯蓄」の略です。1972年からスタートし、毎月の給料か、賞与ごとに定期的に天引きをして行う貯蓄です。

この、勤労者とは、正社員と公務員が対象となっています。

継続的に雇用される派遣社員やパートタイマー、アルバイトなども加入することができます。

財形貯蓄には、一般財形貯蓄、財形年金貯蓄、財形住宅貯蓄の三種類があり、預け入れ先によって貯蓄型と保険型に分けることができます。

保険型は保険会社などが取り扱って、保険商品で積み立てを行います。

貯蓄型は銀行や証券会社が取り扱い、預貯金、公社債、株式投信などで積み立てを行います。

一般財形貯蓄と、字形年金貯蓄、財形住宅貯蓄との違いは税金面に現れ、一般財形貯蓄は一般の金融商品の利子や分配金と同じ20.315パーセントの源泉分離課税が適用されます。

しかし、財形年金貯蓄と財形住宅貯蓄では元利550万円までの利子などは非課税扱いとなります。

財形貯蓄を行っていると、所有してすむ家を購入、建設、リフォームするときに「住宅金融支援機構」から財形住宅融資、「勤労者退職金共済機構」から財形持ち家転貸融資を使うことができます。

融資金額は財形貯蓄の10倍か4000万円の少ない金額で必要額の90パーセントまでを借りることができます。利息はかなりの低金利により借りることができます。

財形住宅貯蓄は55歳未満で5年以上の積み立てを行うときに使えます。

転職後2根にないなら転職先の事業主を通じて転職先の財形住宅貯蓄に移すことができます。

住宅用途以外で引き出すときには源泉分離課税がかかります。

また、財形年金貯蓄は、契約時が55歳未満で5年以上積み立てを行うと財形住宅貯蓄とあわせて550万円まで非課税になります。

保険型の活用例として、財形年金貯蓄で385万円、財形住宅貯蓄で165万円であわせて550万円などで貯蓄を行うことができます。

財形年金貯蓄も転職をした際には転職先に持越しをすることができます。

退職後の企業年金

企業の年金が以前は、厚生年金基金などが主流でしたが、今では確定給付企業年金(DB)と確定拠出年金(企業型DC)が企業年金の主流となっています。

確定給付企業年金は、しさんうんようを会社が行い、受け取り額があらかじめ決まっているため、老後の生活設計が立てやすく、年金受け取りを前提として老後の安定収入が計られます。

しかし、給付減額の可能性があります。確定拠出年金(DC)は、残高を確認でき勤続3年以上で減額されることがないです。

しかし、自分で運用を行わなければならないです。DCの掛け金全額が所得控除になり、節税効果をもたせることができます。

退職して固定の収入がなくなってしまうと心配になるのがお金関係のことでしょう。

今までにきちんと用意してきた人たちはいろいろなものをもらえることがわかりましたね。 これから退職を迎える方はこれらの制度があることを理解して自分の会社ができるのかなどを調べて実際に貯蓄を始めましょう。 もう退職する方は退職金を運用したい病にかかって大切な退職金を金融機関に吸い取られないようにしましょう。 退職金を運用するにしても、ためた資金を運用するにしても自分で金融の知識をつけて運用することが一番確実です。 マーケットで信じられるのは自分だけですから。

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