海外生活ならではのお金の苦労と貯蓄方法

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お金に余裕があり優雅なイメージが先走る海外駐在員

スポーツジム併設のタワーマンションに住めたり、専属の運転手がいたり、奥様方は料理教室やフラワーアレンジメント教室など・・・お金に余裕があり優雅なイメージの海外駐在員ですが、実際はどうなのでしょうか。
  
今回は、そんな海外駐在員ならではのお金の苦労と管理方法についてお伝えしていきたいと思います。
  

海外駐在員の生活

私自身、父の仕事の都合で5歳から8歳までの3年間、アメリカのニューヨークで生活していました。

5歳でしたのでもちろん英語が話せるわけもなく、平日は現地の学校へ、土曜日は日本人学校へ通うという毎日でしたが、幸い私の住んでいた地域は同じように駐在員として来ている日本人家族も多く住んでいました。

3歳下に妹がいますが、なんせ2人とも子供でしたのでやはり「住めば都」といったところでしょうか。

私も妹も英語が話せないながらもジェスチャーを交えたりして、寂しい思いをすることなく過ごせた3年間だったように思います。

ただ、一番大変だったのは母親だったのではないでしょうか。

海外駐在員の奥様方のほとんどは就労ビザの関係で、現地で働くことができません。

そのため、駐在員になった場合はその分の生活費等が保証されるようですが、やはり異国の地で言葉も分からず、仕事もできないとなると友人を作るのも難しい・・・となると並々ならぬ努力がいりますよね。

優雅なイメージの海外駐在員ですが、実際にはどのような苦労があるのでしょうか。

海外生活でぶつかるお金の苦労

海外生活でまず初めにぶつかるのが「ことばの壁」です。

吸収力の高い子供であれば住みながら学ぶということができますし、徐々に習得していけばなんとか暮らしていけますが、翌日から自分の力でなんとか暮らしていかなければならない大人はなかなかそういうわけにもいきません。

海外勤務辞令を受けた本人(我が家の場合は父親でした)であれば、ある程度語学力があってこその人事だと思いますし、出勤すれば会社という組織に守られていますのでなんとかなります。

しかし、大変なのは残された母親です。

では具体的に何が大変なのでしょうか。

①物の相場が分からない
 
まず初めは日用品などの物の相場が分からないということ。

たとえば、私が住んでいたニューヨーク郊外では水道水は飲めず、ミネラルウォーターは必須でした。

日本では必ず購入する必要がないものもアメリカでは必須だったりします。

そして、初めのうちは値段の相場が分からず、貯金しようにもなかなか思うようにできないといった事もあったようです。

②買い物をした際、意思疎通ができないがゆえに高いものを進められてしまう
 
これは海外に住む場合に限らず、旅行に行った際にも言えることですが、世界的に見ると「日本人はお金持ち」というイメージが定着しています。

また、ことばが不慣れなうちはそれをいい事に高いものを進められたり、タクシー料金を上乗せされたりすることもあるようです。
 
③帰国費用
 
会社の辞令を受けての海外在住ですので、年に何回かは手当が出ていたようですが、その回数を超えた分に関しては自費となり、やはり家族全員で帰国するとなると莫大な費用がかかります。

当時は子供でしたので、あまりお金のことは分からず帰国後の予定を想像してはわくわくするのみでしたが、その分日々節約をしてくれていたのだと思うと、やはり親には頭があがりません。

ここまで、海外生活でぶつかるお金の苦労をお伝えしてきましたが、これだけ聞くと海外で働くこと、駐在員家族として移ることに不安を覚えてしまう人もいますよね。

しかし、海外生活は不安なことばかりではありません。

私の場合はアメリカでしたので、生きた英語をレッスン料を払わずして学べるなんてこんなラッキーなことはないと今でも思っています。

とはいえ、やはり帰国後や子供の将来のことなどを考えた際に貯蓄は大切です。

そこで、ここからはせっかくの海外生活、楽しみながらできるおすすめ貯蓄方法をご紹介したいと思います。

 

楽しみながらできる海外生活ならではのおすすめ貯蓄方法

 ①「冷凍」を上手に活用する

飲み物にしても、食べ物にしても日本と比べると何でもビッグサイズな事が多い海外食品。

コストコなどをよく利用される方はご存じかと思いますが、「ここは業務スーパーですか?」と思ってしまうほど大容量のものもありますよね。

しかし、同じ量のものを日本で買うことを考えると圧倒的に安い海外のスーパー。

一度に使い切ろうとせず、小分けにして冷凍しておきましょう。

冷凍ストックを持っておくと、車社会の海外で、急遽買い物に行けなくなった時にも役立ちますよ。

 ②食べきれなかった場合は遠慮せず「ドギーバック」

スーパーに限らず、海外生活で感じるのが外食時に出される料理の量の多さ。

旅行でも、ついつい日本の感覚で注文したら量が多すぎて食べられなかった・・・という感覚はありませんか。

その際、日本人はもったいないと思いつつも残してしまいがちですが、海外(世界共通化は不明ですが、アメリカでは一般的な風習のようです。)では、「ドギーバック」と伝えると、持ち帰り用の容器を無料でくれるのです。

貯蓄・・・というほどでもないかもしれませんが、そのまま残してしまうならばぜひとも活用したい風習ですよね。

③日本の住民税・所得税、家賃分をそのまま貯蓄にまわす

全国転勤とはいえ、日本国内であれば家賃補助の上限も決まっており、それを超えた分に関しては自費となりますが、海外の場合家賃がかからない場合がほとんどです。

そして日本の住民税、所得税もかかりませんので、毎月かかっていた金額をそのまま貯蓄にまわすとかなりまとまった金額を貯金できますよ。

 ④知人を増やし、情報網を広くもつ

これはすぐに貯蓄いつながるというものではありませんが、ご主人繋がりにしろ、子供繋がりにしろ、知人を増やし幅広い情報ネットワークを持っておくことも後々貯蓄に繋がったりします。

安いスーパーを教えてもらったり、日用品を共同購入することで安く買えたり・・・小さなことではありますが、これも積み重なると結構な金額の差になりますよね。

また、ただでさえ不安が大きい海外生活、1人でも知人を多くつくっておくことで自分自身も楽しめるようになりますよ。

⑤時には日本にいる家族や友人を頼る

どんなにその土地が合っていても恋しくなるのが日本食。

いまは海外でもどこかしらにある日本食販売店ですが、やはり現地のものと比べると値段も数倍と高く、物によっては日本でないと手に入らないものもあります。

あまり頻繁すぎても大変ですが、そんな時、たまには日本にいる家族や友人に頼ってみても良いのではないでしょうか。

しかし、帰国した際のお礼とお土産は忘れないでくださいね。

⑥マイルを溜める
 
海外からの飛行機での移動は、思っている以上にマイルがたまります。

せっかく帰省するのであれば、航空会社を決め、マイルを上手に活用していきたいですね。

⑦「Buy2Get1」制度やセール期間をうまく活用する
 
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外では2つ買うと1つ無料という「Buy2Get1」制度が浸透しています。

また、日本と比べるとセール期間も長いため、この期間を利用してある程度まとめ買いしておくのもひとつの手のようですね。

 
7)

賢く貯蓄して海外在住時しかできない経験を

ここまでおすすめ貯蓄方法をご紹介してきましたが、せっかくの海外生活、帰国後に備えてとはいえやはり海外でしかできない経験をしたいですよね。

実際、海外駐在員の場合、こどもの教育費と医療費はかからない事がほとんどです。

その分、私は習うごとに使わせてもらっていました。

英語は日々の生活で習得できますが、現地での体操教室やいまでゆうポーセラーツ教室など、そのもの自体の習得はもちろんですが、現地の子供たちとのコミュニケーションを取れることや、ハロウィーンやクリスマスなど、習い事を通じて現地のイベントを経験できるのも私の人生にとってとてもプラスになったことのように思います。

帰国後も、英語科のある高校に進学したり、アメリカで知り合った日本人の友人とはいまだに連絡を取り合っていたりと、この経験がなければありえなかったこともたくさんあります。

多くの場合、海外駐在員は期間が決められています。

長いようで短い海外生活期間、貯蓄といましかできない体験、うまくバランスを取って過ごしたいですね。

誰もができるわけではない海外駐在員生活。楽しんでことばもモノにしてしまいましょう

「海外生活ならではのお金の苦労と貯蓄方法」いかがでしたか。 行きたくてもなかなか誰しもが行くことのできない海外駐在員生活。 滞在する国いよって物価や習慣が違ったり、この通りにいかないこともあるかと思いますが、いずれにしても大人になってから海外で暮らすというのはとても貴重な経験になります。 ことばの壁や生活は意外となんとかなるものです。 そして、現地の人は思っている以上に、駐在員で来ている日本人に対してフレンドリーです。 ぜひ、限られた期間の海外駐在員生活を楽しみつつ、将来の為に貯蓄も忘れず、1つパワーアップして帰国したいですね。

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