日本と中国とでは金銭感覚やお金の使い方に大きな違いがあり

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中国の1元は日本の約17円程度

筆者は、仕事で中国に行ったことが何度かあります。その中国出張に行くまでは、日本国から出たことがありませんでした。中国に行く時、飛行機を利用するわけですが、その際、空港で外貨両替をします。初めて中国出張をする時は、筆者は何も知らなかったので、空港にある外貨両替コーナーで中国の人民元に外貨両替しました。中国で滞在中は、食費等は全部支給されるので、最初は5000円程度両替すれば十分と聞いていたので、5000円分と言ったら、5400円ということで300元の両替です。日本国内の外貨両替では手数料が掛かるので、1元が18円以上となります。但し、100元といったら、日本円では1700~1800円程度ですが、中国では、一番大きなお札が100元なので、100元札は日本人にとっての10000円札のようなものです。ここから、金銭感覚や貨幣価値、貧富の差に違いが出てきます。

中国では何もかも安いのに驚き?

北京空港に着いて、中国では水道水は飲めないと聞いていましたので、喉が渇いた時は、ペットボトルの飲料を買いました。500mlのペットボトルが日本円にして概ね50~60円と安いです。中国に行く前には、新幹線のグリーン車が、東京-浜松間くらいの距離で1000円くらい、なのに、駅のカフェでコーヒーが900円くらいという信じがたい話を聞いていました。実際筆者が関わってみると、タクシーがまず、35kmくらいあるところを、高速道路を使って1000円もしなかったのには驚きました。また、地下鉄では、日比谷線等のような路線では、35円程度という安さ。食事も、よくテレビで見る、レストランで回転テーブルに大皿料理がたくさん並んで、数人で取り分けて食事をしている様子が見られますが、それも、かなりのご馳走に見えるものの、日本円にすれば一人あたり1000円いくかどうかです。しかし、魚が入った火鍋ともなると、4~5人分の合計で2000元、つまり35000円くらいになります。2000元といえば、アルバイト1ヶ月分の給料です。そうです、魚(鯰)が入った火鍋ともなると、4~5人分で、アルバイト1ヶ月分の給料が飛んでいく程高級なのです。ラーメンは、大体日本円で150~200円程度、丼物も高くて400円くらいです。

カフェやファーストフードはそれ程安くない

では、世界的によく見られている、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンのようなファーストフードはどうなのか? マクドナルドでは、ビッグマックが180~200円程度と、日本よりは安く、ケンタッキーフライドチキンも1ピースで概ね200円程度と日本より少し安いです。しかし、先に述べた、ラーメン1杯の値段を考えると、割高のように思えます。但し、中国のラーメンが日本人にも美味しいと感じられるかどうかは別ですが。ちなみに筆者は、レストランで食べる料理は美味しいと思いましたが、ラーメンは、やはり日本のラーメンの方がはるかに美味しいと思います。ただ、スタバのようなカフェでは、大体、コーヒー等の飲み物が400~500円します。値段だけ見れば日本とほぼ同水準ですが、やはり、他の食事のことを考えれば割高です。更に、新幹線のグリーン車が1000円で乗れるのに「なんで?」という感じもします。また、全体的に安いようでいても、中国は元々収入が低いので、必ずしも中国人にとっては安いとは言えないかも知れません。低所得層では、日本の金銭感覚に置き換えれば、月給50000円くらいのところで家賃を払って生活するようなものですから。こういったところが、中国は、日本と比べて貧富の差が激しくなる要因になっているのです。

外国人向けホテルは中国としては高いホテルばかり

まず、ホテルは概ね、現地の人が抑えてくれたところに泊まりました。外国人を泊めてくれるホテルは、基本的に高いホテルばかりです。筆者が泊まったホテルは、そこでは5つ星のホテルで、日本円にして6000円程度でした。日本人にしてみれば、6000円で泊まれるなんて安いと思うでしょう。日本では、6000円なんて、民宿や安めのビジネスホテルくらいなので、日本人の感覚で見れば、中国はホテルが安いと感じられると思います。しかし、中国人にとっての6000円はどうなのかということを考えると、給与水準から見て、安いとは言えないでしょう。今は、10000円で、中国にとって60000くらいの価値になるので、6000円なんて言ったら、30000~40000円くらいのホテルになります。日本で1泊30000~40000円ならかなりの高級ホテルです。実際、かなりいいホテルで、さすがにそれだけ高レベルのホテルでしたので、サービスも日本のホテルに負けませんでした。こういう点で、中国から見て日本人は金持ちだと思われ、狙われる危険性も否定出来ません。

買い物の時は要注意

中国でも、至る所にスーパーがあります。スーパーは、中国では超市と書きます。しかし、中国のスーパーは、日本の酒屋に近い雰囲気です。そこで、おやつ等の買い物をした時、合計で20元程度でしたが、細かいのを持っていなかったので100元札を出しておつりを貰おうとしたところ、「イーバイ(一百)?」と異常に驚かれました。それこそ、「なんで20元くらいなのに100元も出すの?」とばかりに。しかし、細かいのがなければ仕方ありません。中国語が全くわからない筆者でも、何となくそんなことを言っているんじゃないかと感じました。たまたまそこの店員さんはいい人だったのでよかったのですが、こういう点も、つけ込まれる原因になったり、陰で悪い奴に見られていたら狙われたりするのではと思いました。中国で日本人が狙われたというのは、こういうことも絡んでいるのではと感じます。よって、中国へ行くには、中国と日本との金銭感覚もある程度知っておく必要があるでしょう。

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