仮想通貨と言うものは危ない物なのか?

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あなたは仮想通貨をどれほど知っていますか?

2010年を過ぎた辺りから世界には仮想通貨と呼ばれるお金が登場しました。

厳密に言うと「仮想」な「通貨」なわけでもちろんお金、通貨ではありません。

しかも場合によっては仮想通貨と言うものはデータ上のものであり、お金と違って触ることはもちろん見ることすらも出来ません。

しかし仮想通貨を使って、お金を使わなければできない事をしたり物を買ったりという事は出来るのです。

ここ5年間で世界に広がり、世界中で使われて、世間で噂されている仮想通貨と言うものを詳しくご存知の方は日本では今だ多いとはいえない現状があります。

殆どの日本人にとって後ほど紹介させていただく「とある仮想通貨」が原因で危ないものと思われている事が多いように感じますが、実際どのような危ない物なのか?

誰にとって危ない物なのか?

今回はそんな仮想通貨と言うものが一体どんなものなのかという事をお金との違いからメリット・デメリットなどを中心に少しご紹介させていただきます。

通貨とはそもそもなんなのか?

仮想通貨について話す前にそもそも通貨とはなんなのかをご説明したいと思います。

一般的に世界中で殆どの人が通貨、お金、と呼んでいるものを「法定通貨」と難しい言葉で表現することができます。

その形状は皆様ご存知の通り、と言うかおなじみの紙幣と硬貨が殆どですが、オーストラリアやシンガポール、ブルネイなどではプラスチックで出来たポリマー貨幣と呼ばれるものもあったりします。

過去には希少価値があるとされている金属である金や銀などが使われ、材料そのものに価値があるため、その価値を保障されていた時代もあるのですが、紙やプラスチック製である事から分かるように現在材料によってお金の価値は判断されません。

では何で法定通貨に価値があるのかと言うと「国家がその価値がある」とその紙やプラスチックの価値を保障してくれているから価値があるという事ができます。

「通」用する「貨」幣で「通貨」であり、国家が「法」によって価値が「定」められた「通貨」だから「法定通貨」となるわけです。

では「法定通貨」に対して「仮想通貨」はどうなるのかと言うと「通貨」と呼ばれているのでばれているため「通」用する「貨」幣ではあるのですが、「法定」ではないため、国家が「法」によって価値を「定」めていない通貨であるという事ができます。

仮想通貨とはなにか?

では仮想通貨と言うものはどういう定義のものなのか?

というと色々言われていますが日本では2015年時点では「通貨ではない」という事以外明確な法的定義付けをしていません。

では国家が価値を認めていないのにも拘らず仮想通貨は何故「通貨」として使用することが出来るのでしょうか?

その答えは国家以外のものが仮想通貨の価値を通貨の代わりに使う保障をしてくれているから、だという事ができます。

では何がその価値を保障してくれているのかと言うと細かいことを言うと一概に「何」と言う事は出来ませんが、一般的には企業です。

一般的にはとあえて言ったのは定義によっては国であったり都道府県や市町村、果ては個人である事もあるからです。

企業などが「仮」にそれだけの価値であると「想」定するから「通」用する「貨」幣、それが仮想通貨であるという事ができます。

そういう意味での仮想通貨と言うとお店のサービス券やクーポン券も実はこの仮想通貨の仲間であると言えます。

そして今では一般的に言われている仮想通貨と言うものは基本的に実体のないデータ上の数値です。

本来は少々違うのですが分かりやすい例えとして電子マネーと言われるものも考えようによっては仮想通貨であり、セブン&アイ・ホールディングス様のナナコや、今や多くの人に公共交通機関に乗る時に当たり前として利用されているSuicaやIcocaと言うものがこの仲間になります。

長々説明しましたがここまでの説明でご理解いただけたと思いますが噛み砕けば「使う場所や目的によっては通貨の変わりになるもの」が仮想通貨であるという事ができます。

そして「世間でいう所の仮想通貨」と言うものはそうした仮想通貨の中でも「制御の難しい、特殊なバーチャルコミュニティで受け入れられた電子マネー」に分類されるものの事を言います。

仮想通貨のメリットとデメリット

仮想通貨と言うものがなんとなく掴めて来た所でいよいよ「世間でいう所の仮想通貨」のメリットとデメリットと言う特徴について触れていきます。

先ずはメリットとして大きく分けて4つあると言えます。

最初に挙げられるのがコレまで紹介したように仮想通貨は通貨の変わりに使えるという所です。

続いて挙げるメリットは実体がないところ、重量どころか質量がありませんし、お釣りで発生する小銭すら要らないという事が挙げられます。

更に言うならあくまでデータ上のものでしかないのでそれを記録している媒体を紛失したり盗難されてもデータさえコントロールされなければ自身の損失になることがない事が言えます。

仮想通貨のメリット3つ目は導入さえされているところならば両替や換金の手間なくそのまま世界共通で使えるので手数料と言うものが存在しないという所です。

しかしこれらのメリットはクレジットカードとそこまで大きく変わらないメリットです。

仮想通貨にしかない最大のメリットでありデメリットでもある最後の4つ目の特徴は価値の変動が激しいという事です。

仮想通貨を有名にしたビットコイン

仮想通貨とは違って通貨は基本的に国が管理し、国が価値を保障するので良くも悪くもその価値は国が調整して一定の値になるようにしています。

しかし仮想通貨はそれとは違い国の枠組みを超え流通しますし、手に入れる方は通貨を仮想通貨に変え手に入れるのに対し、発行する方は特に何も消費することもありません。

それ故に管理する側が発行する量を調節したりするのに時間はかかりませんし、ミスさえしなければ価値の調整も簡単です。

コレだけ聞くとメリットしかなさそうな仮想通貨と言うものを良くも悪くも有名にした仮想通貨こそがビットコインと言うものです。

ビットコインとは、2010年ごろから流通している最初期の仮想通貨です。

当時はそもそも通貨と意識されておらず、所謂クーポンとして使えもする特典や結果を出した時にもらえる勲章のようなものとして作られたものだったと言います。

しかし「物と交換したりサービスが受けられる」と言う点では通貨としての側面を既に持っていました。

一般的に新しい通貨の流通と言うものは、特定の国や地域でのゆっくりとした広がり方をイメージするものでしたが、ビットコインは違いました。

実体を持たないデータ上のみの存在であり、インターネット上で世界中に瞬く間に流通し、発行する数の制限がされていたことと、勲章のようなものであったと言う希少性、そしてその利便性が相まって通貨と交換してでも欲しがる人が多く出ました。

その結果1ビットコインあたりの価格は急速に上昇していき、流通当時は1ビットコイン1円以下の価値だったものが2013年終わりには1ビットコインあたり約10万円の価値を持つようになりました。

通貨の登場から4年ほどで10万倍、その急激な価値の上昇に気付いた人たちは比較的早いことから直ぐにビットコインの事を取り上げ始めました。

しかし日本で仮想通貨ビットコインが一番有名になったのはなんとこのビットコイン取引所を運営していたマウントゴックスの破綻したときです。

価値の管理と保障を企業がする仮想通貨の最大のデメリットは正にここであり、価値が一気に高まることもあれば保障する企業がなくなる。

もしくはその保障している企業が信用を失い、その仮想通貨の取り扱いを認めない企業が増えると後には何も残らないという所にあります。

大変残念な事に日本ではこの最後の部分だけが大々的にマスコミに取り上げられたためほとんどの方がマイナスイメージを持っている事でしょう。

仮想通貨は色々な意味で危ないもの

ここまで色々と説明して参りましたので仮想通貨と言うものが少しは理解していただけたかと思います。 そして最後の結論はと言うと「仮想通貨は確かに危ないもの」という事ができるでしょう。 まず第一に膨大なお金をつぎ込んでもその価値を保証する企業がなくなったら仮想通貨はそれまで以上危ないものです。 国が無くなる確率よりも企業が倒産する確率の方が高いのでこれは当たり前の事です。 しかしその利便性を考えると通貨に比べて便利であり、価値が上がることもあるという面から多くの人に期待され利用されてもいるのです。 マウントゴックスの破綻から約一年たった今も実は仮想通貨で一番価値を保っているのは未だビットコインであり、色々と調べてみると、ビットコイン自体は非常にセキュリティーもしっかりしており、確かに通貨という枠組みとしては安全なものであると多くの人が知ったからです。 仮想通貨を利用する人が増えると通貨を利用する人が減り困ることになるのは銀行や郵便局など通貨を主に扱う企業です。 手数料や貸し出しの利子など通貨を人がやり取りすることで利益を上げるそうした企業にとって、仮想通貨は自分たちの利益を奪い首を絞めてくる危ないものです。 更に今以上に仮想通貨が普及したのならばもしかしたら通貨を取り扱う企業だけの問題ではなく通貨を作っている国にとっても危ないものとなってくるかもしれません。 現在小国の国家予算を超える資金を持った企業と言うものは存在していますし、戦争でなくなった国がある事もけっして昔の事ではありません。 日本では未だあまりよくないイメージが強い仮想通貨、今後どのように展開していくのか、その取引形体が今後どのように発展していくかそれによってはもしかしたら、日本でも仮想通貨を使っていて当たり前と言われる時代が来るかもしれません。

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