カネ!、金!、kane!、money! そのお金とは何か

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カネを改めて考える

カネと呼ばれる、人が描かれたただの紙切れ。

なぜこのような紙切れがカネと呼ばれて、人がそれを得るために働かなくてはならないのか。

なぜそんな紙切れを大切にして、ないとこまるのか。

  

カネのない世界

カネのない世界が想像できるだろうか。

共産主義や無政府主義などを志向する人たちがカネの存在しない世界を夢見てきた。

フリードリヒ・エンゲルスや、カール・マルクスは、労働者を資本主義者が搾取するために使うものだと非難しました。

カネは、資本主義者の支配階級がどん欲な蓄財欲を満足させるために搾取し、目に見えるように実体化したものだと、カール・マルクスは主張しました。

南米コロンビアの熱帯雨林サンホセ・デル・ガビアーレに住む文明社会から隔絶されてきたヌカク・マク族の人々が集団で文明社会に出てきました。

彼らにカネという概念もなければ将来という概念もなかった。

また、文化人類学者によれば、近代まで生き延びた狩猟採集民族には、男性の四割が戦闘死する民族もある。

このように、原始的部族同士が争うときには乏しい資源(食べモノ、妊娠可能な女性)の略奪が目的である。

500年ほど前に南米に栄えたインカ帝国は、金銭が存在していなかった。

通貨と信用

通貨とは、物品を売買するための仲介する手段であると理解されていた。

物々交換よりも効率がいい。

価値が一定不変であれば、長期間にわたって通用し、運搬にも便利。

軽量で、破損しにくいし、交換しやすいし、信頼性がある。

このような利点のため、金、銀、銅などの金属は通貨の理想的な素材として数千年にわたって使用されてきた。

古代メソポタミアでは、5000年も前から粘土でできた代用貨幣、トークンを使っていた。

大麦などの農産物や、羊毛、銀などの金属の取引などを記録をしていた。

土で作られえたものもあるが、収穫したばかりのしかるべき量の大麦と交換できる。

と記されています。

また、アミ・サドゥーカが作ったトークンには、「これを所持するものは、旅の終わりに一定量の銀が与えられる」とある。

現在の紙幣と近い性質をもっています。

ちなみに、紙幣を最初に導入したのは、七世紀の中国である。

紙幣は紙でできていて、価値はないはずである。

しかし、我々が価値はあると感じている。

それは、支払いに使えるという約束があるからです。

紙幣が導入された時には、兌換紙幣とよばれ、金や銀と交換することができた。

アメリカのドル紙幣の裏面には、「われわれは紙を信頼する」と書かれている。

カネの主な役割は、貸し手と借り手の関係を結ぶことにある。

英語の「信用credit」の語源は、ラテン語の「私は信用するcredo」からきている。

お金の機能

お金の機能には、三つの機能があるといわれている決済手段、価値尺度、価値貯蔵手段という機能を持つといわれている。

一つ目は、決済手段であるが、この機能は、経済活動をするときの取引その決済が貨幣の交換でおこなわれることである。

簡単に言うと、モノやサービスを交換するときに、カネを用いることができるということである。

二つ目は、価値尺度であるが、これは、取引されるさまざまな財やサービスの値段を同じ貨幣によってあらわすことによって比較できるようにしている。

貨幣を共通の物差しとして用いることによって、社会の財やサービスを計ることができるようになっています。

三つ目は、価値貯蔵手段であるが、これはは、ほかの人が保有する財やサービスに対して行使できる購買力を将来へ持ち越すものである。

社会秩序の混乱や、天才、不慮の事故、老後のためなど様々な理由で人は財を貯え、備えている。

この貯めて貯蔵されるものは、新の安全性や自由の明石、達成感を感じられるものである。

歴史上のお金

貝殻貨幣と呼ばれる貝殻をお金として用いていた時代がありました。

タカラ貝、子安貝が用いられ、この貝は希少性が高く、美しい色をしており、硬さが十分で、大きさも揃っていました。

みんながほしいと思ったので、お金として成立しました。

買、資、財、貴、賤などの感じに貝があるのはこの名残です。

殷・周の時代にはこのような貝のお金が流通していました。

次に、金属でできた金属貨幣が出てきました。

貴金属を鉱石から取れるようになる技術が開発されたからです。

貴金属は腐ったり、さびたり、減ったりすることがほかの金属に比べて少ないです。

化学的に安定だからです。

自由に分割したり足し合わせたりと便利でした。

世界中で金、銀、銅などの金属がお金として流通するようになりました。

これらを金属貨幣と言いました。

今までのお金は交換手段としてのみの機能を持っていましたが、この金属貨幣からは、価値貯蔵手段としてのお金お役割が付加されていきました。

しかし、金属貨幣には、金、銀などの希少金属により価値を担保していたため、大きさや混合などに品質を調べたり、はかったりとするのは交換のときに非常に面倒でした。

そこで、鋳造されたコインがでてきました。

最初のコインは紀元前670年ごろ、アナトリア半島(トルコの一部やギリシャがある半島)のリディア王国(リュディア王国)で鋳造されたものが最初です。

その貨幣は、ギリシャ語で琥珀を意味するエレクトロン(elektron)と呼ばれた貨幣である。

重量や混合物を確かめなくてよくなったので、鋳造貨幣が交換手段の尺度となりました。

これにより、あらゆるモノ、商品が価格というモノサシで図ることができるようになりました。

このモノサシで図るようにできるようになったことで、お金に価値尺度という機能が発生してきました。

ただ、信頼性が求められるため、当時の国王や貴族などの権威がある人のみが発行できるようになっていきました。

このときに、「どれだけの金、銀などの希少な貴金属が発見できるか」がお金の量を決めていました。

このときに、錬金術などが研究されて、金をどうやったら作ることができるようになるのかを研究し始めました。

錬金術は、化学、医学、自然科学などのさまざまな学問分野を生み出した体系でした。

中世の後半には、金細工師が金の純度を計っていました。

金細工師の金庫を安全に保管するために、保管していました。

コインや貴重品を守るために、金細工師や一般の金を持っている人たちは預け始めました。

預けることで、預かり証が発行されました。

預金者全員が一度に金貨を取りに来なければ、ねている金貨を担保に紙幣を発行できることに気付きました。

預かり証を発行して、その貸出料として利子をとることをはじめました。

銀行の期限です。

そして、13世紀イタリアで近代の銀行業が発生しました。

お金は銀行に融資を受けた時に作られるようになりました。

これは銀行の信用創造機能です。

お金が銀行で発見される紙幣に変わっていくと、政府がお金をコントロールできなくなり始めました。

政府と銀行で、銀行が政府が必要とする資金を常に供給することと、銀行がお金を発行して管理をする権利が約束されました。

1668年にスウェーデンの不動産銀行(スウェーデン中央銀行)がこのような取引を誕生させました。

中央銀行が中央集権的に金本位制のルールにのっとり、大手銀行が大量の預金を集めるというのはイギリスがリードしたが、フランス銀行設立は1800年、ドイツ帝国銀行が1875年、日本銀行が1882年、スイス銀行が1907年にそれぞれ成立されました。

これは金を担保として発見されていたので、金本位制と呼ばれます。

発行された紙幣は兌換紙幣と呼ばれました。

兌換紙幣は、銀行へ持っていくと決まった量の金と交換してくれるという意味の兌換です。

金本位制度は、1929年の世界恐慌が起こったことにより廃止になります。

銀行は、手持ちの金以上に銀行券を発行していたので、金と交換する兌換に応じられない銀行が出てきました。

兌換に応じられない銀行は倒産していきました。

1931年にイギリスが金本位制度を停止、離脱したためポンドが切り下げられてアメリカの金が流出したことが要因として、主要各国の金本位制は崩壊しました。

イギリスから金本位制が始まりました、1937に最後のフランスの離脱によって終わりを告げることとなりました。

フランクリン=ローズヴェルト大統領が、就任直後の3月9日の木曜日に、緊急銀行法を成立させて、銀行休業日を無期限延長して取り付け騒ぎを抑えました。

日曜日には、「炉辺談話」で銀行の営業再開を約束し、国民に預金を訴え、国民が預金をしたため、資本主義は救われました。

その4月19日には金輸出禁止令が出され、ドルト金の兌換が禁止されました。

1934年、1月に金準備法が制定されて、連ぽ準備銀行(FRB)から、財務大臣に金貨と金地金が渡され、財務相が合法的な金保有者となった。

そして、金1オンスを35ドルに固定した、管理通貨制度へと移行していきました。

第二次世界の終了時には、アメリカに全世界の70%の金が集まり、ブレトン・ウッズ会議で「米ドルのみが金と交換可能で、他国通貨は米ドルと交換できる」という金為替本位制がとられることとなりました。

しかし、ベトナム戦争や、軍事支出増大、財政赤字などにより、大量のドルが海外へ流出し、金の準備高を超えたドル紙幣を発行するようになりました。

1971年、当時の大統領ニクソンが金との交換停止、固定為替相場から変動為替相場への移行を発表し、金為替本位制は終わることとなりました。

お金がどれだけ重要なのか理解していただけたでしょうか。

歴史を追ってみて、今は紙ですが、「制度」というものに動かされてきたのがお金です。 永遠仏滅ではない。 お金より大切ねものがあるかもしれないをお金を中心に見てきました。

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