お金がないと言う人ほど確認した方が良い財布の使途不明金

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使途不明金を気にしたことがありますか?

使途不明金と言う言葉を聞いたことはありませんか?

使途不明金とは使い道が明らかでない支出のことであり、政治や経済のニュースなどで偶に話題になります。

企業で言うと支出した金銭のうちのその用途つまり使途が明らかでないものなので経費とは認められず課税の対象とされます。

政治関連でも何のために発生するのか良く分からない名前の経費などを各種メディアが「使途不明金ではないか?」として話題に上ることがあります。

企業や政府などに使われる言葉として一般的に使われますが私たちが日常生活を送っていても意外とそうした使途不明金は発生しています。

ある時ふとお財布の中身が目に入った時に「あれ?今月なんでこんなにお金ないの?」と思ったことはありませんか?

あるいは家計簿をつけていて、取っておいたレシートや領収書ととかなりの金額の誤差が何故か出ている事はありませんか?

そうしたものこそが私たち個人個人にとっての使途不明金と言えるでしょう。

人間誰しも意外と「いつ?」「いくら?」という事までは自分の使ったお金に関して覚えていないものです。

自分が使ったお金の分は全てレシートや領収書を取っておいても意外と誤差が出ることもあります。

だからこそこうした使途不明金を見直すと自分自身の浪費や過剰投資に気がつくことが出来て、個人や家庭の経済状態ぐらいなら意外とあっさり良くする事ができます。

今回はそんな個人の財布で発生する使途不明金と言うものについて考えて見ました。

何故か発生する使途不明金?

使途不明金が何故発生するのかを考えて見ましょう。

企業や政治・宗教団体であれば実際のところ「本当に使途不明」なお金と言うのはまず発生していません。

大体の場合がなんに使ったか知られるとあまり良くないもののために使ったお金であるが故に隠され、あるいは消され、この使途不明金と言うものが発生するのが大半です。

しかし個人の財布の中で発生する使途不明金に関してはそれはないです。

そもそも誰に報告するものでもない訳ですから当たり前の事ですね。

では何故発生するのかと言うと誰もが一番最初に思いつく理由は使ったことを忘れるからでしょう。

使ったことを忘れてしまうことなんて大金でなければ意外とある事ですし、ギャンブルやバーゲン、あるいはお酒を飲んだときなどその時の精神状態が冷静な思考を可能としていない状態であったなら自分が思った以上にお金を使ってしまっていることもあるでしょう。

実際の所お金を使ってもらう側としてはそうなるように色々と工夫をしているわけですし、そうしたお金の使い方が生活を苦しくしていると言う自覚のある人も少なくはないでしょう。

しかしこれで大きな誤差が生まれることはあまりありません。

お金を少しでも節約しようとか、しっかりと家計簿をつけている人はそもそもそうした冷静な思考をすることが出来なくなるような状態を避けますし、もしそういう時にお金を使ってしまったとしても思いだせない事が少ないからです。

しかし実際のところ殆どの人が自分の支出を見直すと使途不明金が出てくるのです。

それはなぜかと言うと冷静な思考が出来ないときにしてしまう「思わぬ出費」以上に使途不明金を発生させる要因が実はあるからです。

そんな使途不明金が出来てしまう要因とは出費だとは分かっているのに記憶に残りにくい出費です。

認識していても頭に残らない出費

そんな使途不明金の発生の仕方がありえるのかと多くの人は懐疑的な気持ちになると思いますが実際問題そんな払っている自覚はあっても頭に残っていない出費と言うものは起こるのです。

例えば安いものを買ったとき、具体的には自動販売機でジュースを買ったり、売店でおにぎりを一つだけ買ったとき、あるいは電車やバスに乗るときの交通費などそれをいくらいつ使ったかまで覚えている事がありますか?

小さな出費と言うものは殆ど記憶に残らず、それが積み重なって中々大きな使途不明金になるのです。

タバコを吸う人ならば分かると思いますが1箱の金額は現在どれも500円未満ですが1日一箱買うとすると一月で約1万5000円の出費をすることになります。

吸わない人から考えたら結構な出費になっていると誰もが思うのでしょうがタバコを吸う人からするとこれは一回の出費が500円以下で大した金額を払っていないのでそこまで大きな金額になっているとは思えないのです。

それに加えて大した出費だと認識していないとそうした出費をする回数が増えていくのです。

ジュースやタバコはもとよりお菓子や100円均一ショップなどでの買い物なども意外とこうした気がついたらかなりの金額になっている事のある「出費していると認識していても頭に残らない出費」だと言えます。

他の人からしたら明らかに浪費で使途不明金でもなんでもないのですが本人だけが気がつけません。

この使途不明金を作り続けていると更に問題が浮上してきます。

それが「この金額は使っていて当たり前」と言う思い込みです。

こうなると使途不明金ではなく本人の中では必要経費になっていきます。

ジュースに1月で5000円使うのはいつもの事だから必要経費、タバコを1日1箱買うのは必要経費、お菓子を買うのも。

となって行き、そうなってくると使途不明金であるかどうかさえ考えられなくなっていきます。

使途不明金と言う言葉を使っているのでピンと来た人もいると思いますが企業や政治団体で発生する使途不明金問題もこうして何時しか誰にも特におかしいと認識されずに出来ていってしまうのです。

それは個人にとっても同じ事が実は言えるのです。

使途不明金を見直すために

何故かお金がないと言う方ほど自分に使途不明金がないかを見直した方が良いということはここまでで分かってもらえたと思います。

しかし自分にそんなものがあると思えない人もいるでしょう。

しかし多かれ少なかれ大概のお金に困っていると言う人はこうした使途不明金を抱えています。

個人もまた政治団体の使途不明金と同じように他者からすれば無駄だ、浪費だと思われることを意外と必要経費だと言っていたり思いこんでいる事があるものなのです。

そこで自分自身が使途不明金を作っていないかどうかを以下の方法で先ずはチェックしてみてください。

まず、自分が一ヶ月にこれだけ使っているだろうと思われるだけの金額のみをお財布に入れて一ヶ月過ごそうとしてみて下さい。

可能な限り使い切って終わるぐらいの金額を想定しないと意味がないので金額設定はシビアに行って下さい。

しかし月の終わりが近づいたからと言って調整してはいけません、足りなければお金を追加しても良いですし、多かったら残っても構いません。

あくまで自分自身にとって普通に一ヶ月過ごそうとして下さい。

これを3ヶ月ほどやってみてお金が余ったり、あるいは途中でお金を追加した人は確実に使途不明金を発生させている人です。

足りなくなって追加した人は誰でも分かると思いますが、何故お金が余った人までも使途不明金を作っている人なのかと言うと先程触れた必要経費と自分だけが思っている使途不明金を作っている人に該当するからです。

自分だけが必要経費だと思っている使途不明金は実はその金額を毎回使い切るという事はあまりないのです。

タバコにしろジュースにしろお菓子にしろ気分と状況によってはそこまで必要となる事はなく、1年の平均は大体毎年同じような数字になるものの1月単位で見てみるとかなりバラつきが生じるのです。

ちなみにこれが元となり政治団体の使途不明金問題が発覚することがよくあります。

それを個人でやってみるのがこの方法。

普段からお金の管理を細かくしようと思っている人でも3ヶ月間ぴったりと使いきる人は意外と多くはないものです。

どうして使途不明金が分かるとお金に困らなくなるのか?

使途不明金ははっきり言ってしまえば浪費です。

しかしいくら何に使っているかが自分でも分からなくなってしまうので見直すことも難しくずるずるとそのお金の使い方をしてしまうのです。

その為この使途不明金が分かるとその金額を取り除いて考えて一ヶ月の自分の必要経費が分かります。

そして収入があるたびにその必要経費だけ手元に残し、あとのお金は全部貯金に回してしまうという「貯める分を先に抜く」と言う貯金の仕方が出来るようになります。

こうすることにより確実に貯金が作ることが出来ますし、どうしても何かしたいあるいは欲しい時にはそこからおろすことになるので使途不明金になることはありません。

これが使途不明金をハッキリさせることで自分の経済状態を良くすることが出来る理由です。

最初は中々自分に甘くなってしまうので難しいものですが慣れてくるとどこまで一回の収入から貯金を作ることが出来るのかが楽しくなってきますので貯金をしたい人、自分自身で収入が少ない訳でもないのになんでお金がないのか良く分からない人は一度お試し下さい。
 

使途不明金は意識できたら投資に出来る

お金を使うこと自体は決して悪い事ではありません。 ただ使途不明金になってしまっていると勿体無いのです。 本当にしたい事をするためのお金がない、将来に苦労をすることが目に見えてしまっている。 そんな勿体無さもありますが、折角使うからには使った時に意味があった出費だったと思えなければ損と言うものです。 浪費と自己投資は違いますが意識していない、又は投資したことで自分が何も得られなければ自己投資もただの浪費に過ぎません。 いつもかなりの頻度で友人と遊びに行ってお金がない、ではただの浪費ですがそうしたことで自分が何かを得られていればそれは浪費ではなくなります。 折角一生懸命働いて稼いだお金なのですから自分にとって少しでも有意義な使い方だと思えるように使う方が楽しいお金の使い方だと思えます。 自身の使途不明金をなくし、別の事、貯金や投資するも良し、使途不明金などではなくてしっかりした目的意識を持って使うも良し。 今のため、将来のため、自分のため、家族のため目的は何でも良いと思いますが何か目的があるのなら自分の使途不明金を一度見直してみて下さい。

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