ドラギ流に学ぶお金の使い方「貯金だけでは不安な社会になった中どう行動するのか?」

お金の使い方はプロに学べ

自分のお金の使い方に疑問を持ったことはありませんか?

自分の資産運用は正しいのだろうか?

自分のお金の使い方は粗いほうなのか?

果たして自分は将来いくらの貯金を作れているのだろうか?

そう思ったことが無い人はいないでしょう。

日本経済が低迷し、スタグフレーションの状態が続く中、将来のみならず正に一寸先が闇の日本において手元のお金の使い方を効率的に良くすることに殆どの人が意識をしているといっても過言ではないでしょう。

インターネットを開けば「儲かり方を教えます」「誰でも出来る資産の作り方と言う言葉や「FX必勝法」「株式投資で勝つためには」などの投資に対するお金の使い方のすすめが散見されます。

しかしこうした人たちはお金の使い方のプロと言えるのでしょうか?

その答えは「NO」です。

もちろん中にはプロと呼べる人もいらっしゃいますが、こうしたことを言っている人はあくまでもアマチュアクラスの人が多く、お金の使い方を学ぶ相手としてイマイチ信用にかけます。

例えば料理を教わる相手としてお店を開いているようなシェフに教わるか、ちょっと料理が出来る主婦に教わるかでどちらが調理技術が上がるかと言えば当然シェフに教わった方が調理技術が上がります。

そこでお金の使い方のプロとも言える人たちからお金の使い方を学んで自分のお金の使い方を振り返り、お金の使い方を良くする方がよりお金の使い方が良くなるといえるでしょう。

今回はそうしたプロに学ぶお金の使い方と言うものについて考察し、考えられる効果をまとめてみました。

一体誰がお金の使い方のプロと言えるのか?

先ずは誰をお金の使い方について参考にしたらいいのかという事から考えてみました。

銀行員、投資家、ディーラーなど色々な人がプロと言えるような活動をしていますがそうした人が実際にも受けている手の内を明かすことは実はあまりないのです。

しかしそんなお金の使い方のプロの事を調べるよりももっと簡単に手の内を明かしてくれるプロの人がいます。

より具体的には皆が知っていて、多額のお金とそれに関る多くの人の事を考え、更に自分の取る行動や考えている事を逐一報道されてしまっているお金の使い方に関するプロが実はいます。

それは誰かと言うと財務省や中央銀行の偉い人たちです。

そうした人たちは隠すこと自体が問題になりますし、そうした報道されることも仕事の一環であるために多くの人が何が目的であり、何をするのかを知ることが出来ます。

もちろん本当の目的は伏せられている事も少なくはないですが、目的は批判や方針変更をさせたいという事ではありません。

ここでの目的はあくまでお金の使い方を学ぶ事であり、本当の思惑などはそこまで関係ありません。

そうした人たちが行う政策や方針を自分自身に置き換えてお金の使い方を考える。

コレが今回の話の中核になります。

ドラギ流に学ぶお金の使い方

ドラギ流と聞いてピンと来た人も多いと思いますが今回この記事でお金の使い方を学ぶプロとして選んだのは欧州中央銀行ECBの総裁にして経済財務省総務局長、イタリアの経済学者マリオ・ドラギ氏と言う方です。

ドラギ総裁と言った方が分かる人も多いでしょうこの方、マサチューセッツ工科大学で経済学博士号を取得。

1981から1991年の十年間はフィレンツェ大学で教授をつとめながら、その間の1984年から1990年の間は世界銀行のエクゼクティブ・ディレクターを務め、イタリア銀行総裁を歴任したことでも知られる人物です。

彼が注目を浴びたのはイタリア経済は第二次世界大戦後の復興の過程で半官半民企業が大きく力を持って時代に「国家が大企業の役割を果たす仕組みは危険だ」として解決策としてそれらの民営化を提唱したことが切欠です。

1993年、民営化委員会の議長に就任したドラギ氏は、電気通信事業のテレコム・イタリアを手始めに大規模な民営化を実施。

1999年までに市場価値を日本円に換算すると10兆円規模の民営化を行い、その民営化による収益で政府債務の圧縮に貢献し、EU参加のためのマーストリヒト条約基準にも適合すると言う貢献をしています。

イタリアのコーポレートガバナンスを規定した法律の立案にも大きく関わっており、「ドラギ法」という名がつけられているほどの人物でお金の使い方のプロであると言えるでしょう。

ではそんなマリオ・ドラギ氏の何から何を学べばいいのかを次は触れていきます。

ドラギ流に危うさ

お金の使い方を学ぶといっているのに不穏な単語が早速でて来ましたが今この言葉が世界のメディアで取り上げられています。

その内容は追加金融緩和の決定が確実視されていた3日の欧州中央銀行理事会で緩和策の内容が最低限の予想にも届かなかったことが分かったことです。

取り得る政策手段が限られる中、ドラギ氏は自身であおった期待を超える内容を用意できなかったとされており、市場の期待に常に応えようとする「ドラギ流」の危うさが露呈したというものです。

しかし欧州中央銀行が発表した追加緩和策は、「マイナス金利」幅の拡大や、ユーロ圏各国の国債などを購入する量的緩和策の期限の半年間延長などであり、それに対して期待された量的緩和での購入額を現行の月600億ユーロ(約8兆円)から増やすことは見送られたと言うだけの事だとも言えます。

確かに追加緩和で本来なら下がるはずのユーロ相場は、対ドルで3%超上昇、1日の上げ幅としては約6年ぶりの大きさ、欧州の主要株価指数も全面安と良く出来たとは言いがたいのですがこの原因も見てみると少し話は変わります。

例えば物価低迷の主因は、一時的な原油安にあるという事が考えられること。

原油の産出とそれに関る売買がISILの資金源ともなっている事もあり、石油輸出国機構OPECは減産見送りを発表しましたし、単価が下がった分利益を出すには生産量をあげねばなりませんが上げたら上げたで経費はかかり、値段は下がる。

この状態に今EUやロシアなどが入っているためどうしても経済的なマイナス効果を受けざるを得ないのです。

また、欧州中央銀行は損失を出さないため一定以上のマイナス利回りの資産は購入できないと言う前提条件があります。

欧州中央銀行による大量購入が行われると既にユーロ圏の国債のうち4割の利回りはマイナス圏に沈むため、資産購入額にも限界があるのです。

マリオ・ドラギ氏はたしかに、2012年には欧州債務危機を無制限の国債買い支えで封じ込め、量的緩和策の表明時も予想を上回る購入額を示して市場の期待を満たしました。

しかしここに来てその方法で満たしきれない現状が起こっています。

それはなぜかと言うと「もっと良くしたい」「まだ出来る事がある」と言う期待が大きくなるからです。

ではこの状況を私たちのお金の使い方に当てはめてみてみましょう。

ドラギ流に学んだ個人のお金の使い方

今回はあくまでお金の使い方についてなので先程上げた現在叩かれているドラギ流についての問題をざっくりと洗い出しなおして見ましょう。

期待されるほどの効果どころか本来なら下がるはずのユーロ相場は、対ドルで3%超上昇し、1日の上げ幅としては約6年ぶりの大きさになったこと。

はっきり言ってこの一言に尽きます。

そしてその要因はと見てみると避けようのない収入へのダメージとコレまで通じてきた資金繰りが使えなくなったことにあります。

何故コレでドラギ流がダメージを負ったかと言うとドラギ流お金の使い方は、使うお金をガンガン稼ぐと言う攻めではなく、足りないお金を工面して使うお金を絞ると言う守りの姿勢だからです。

守りのお金の使い方はこうした避けようのない収支へのダメージや今まで出来ていた資金繰りの方法ができない状態になると守りきることが出来なくなるのです。

こうして考えると日本人のお金の使い方やお金についての考え方にドラギ流って似ているとは思いませんか?

更にはその守りの姿勢が叩かれる原因になった避けようのない収支へのダメージや出来ていたはずの資金繰りが出来なくなると言う状態は日本の経済状態に似ていると思いませんか?

日本人の正しいお金の使い方の概念としてよく言われているの言葉は「節約」と「節制」と言うもので、その言葉の持つイメージの通り、この思想は守りに分類されるものです。

日本人のお金の使い方や貯金の作り方、そして資産運用にも関しても損をしないという事への拘り、多くの人が求める安定と言う言葉で分かるように今の日本人は根っからお金の使い方に関して守りの方向に特化した考え方を持っています。

しかし消費税は上がります、日本の給料の平均が上がっていると言ってもそれを実感するのは一部の大企業の偉い人たちだけの事。

多くの企業で働く末端の社会人からすると物価の上昇と増税の影響を考えたら差し引き0かマイナスなぐらいです。

それに加えてマイナンバー制度によって今まで何とかやりくりしていた資金運用を「小細工しないで一人一人自分で税金を払え」という一言で金額的負担はもちろんかける労力も増えます。

国民年金のみの受給者は生活保護を貰った方が金額が大きくなるというおかしな状態へとなって行き、今の日本の現状は間違いなく今までは通じていたやりくりが出来ない世の中になりつつあります。
 

守りの姿勢ではいけない社会になった中どうするのか?

以上の事からお金の使い方として守りを選んでいてはいけないという事が学べたかと思います。 守っていては負けるというなら攻めるべきでしょう。 投資するというのも確かに責めのお金の使い方ですが、もちろん攻めるお金の使い方とはお金を更に稼ぐという事ばかりではありません。 今後変わっていくシステムや新しい情報を取り込みそれを積極的に導入することで新しい資金繰りを編み出すことも、お金を使わないで別の資本を使うという新しい「お金の使い方」をするのも攻めのお金の使い方です。 消費税が生活必需品に関してのみ据え置きになる条件とその手続き方法にマイナンバーが使われるとか、同じお金の使い方でも電子マネーを使うと安かったりポイントがついてお徳で便利とかそうしたことをしないでただ節約、我慢、貯金としていたところで日本と言う国で、これからの社会で生きることは苦しくなっていくでしょう。 今回のマリオ・ドラギと言うEUの欧州中央銀行総裁から学んだことは攻めのお金の使い方に変えていく必要性だと言えます。

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