スピリチュアルに対する無駄遣いをしていませんか?

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スピリチュアルは意外と儲かる分野

お金がないから浪費をなくそうとしている人の中に偶に人から見たら明らかに浪費だと思われるのに自分だけが必要経費とか投資だという人は結構いらっしゃいます。

そうした人の中でも特に本人だけが浪費と思っていないものの中の一つにスピリチュアル関係にお金をつぎ込むケースがあります。

別に変な宗教にであるとか詐欺被害にあってとかそう言うことばかりではなく、もっとポピュラーな占いやパワースポット、あるいはジンクスや幸運のお守りと言うやつなどもそれに入ります。

男性よりも女性の方がそうしたものにお金をつぎ込むことが多く、中にはそれが浪費だと自分でも思っていてもやめられないという人もいます。

そうした傾向があるからこそスピリチュアル関連の仕事やグッズの販売は世界各国で結構な利益を上げています。

経済状態がこれほど悪いと言われ続けている日本でもそれは同じで実は結構な大金がそうした業界には入っていっているのです。

しかしそもそもスピリチュアル関連ってそんなにお金をかけるようなことなのでしょうか?

神様を初め、そうした分野と言うものは困った人や救いを求める人たちによって作られた概念であり、そうした人たちには元々出せるお金がある人の方が稀だったでしょう。

それなのに現代のスピリチュアル関連は主に対価を必要とします。

今回はそんな以外と儲かっているスピリチュアル関連にお金を使うという意義について考察してみました。

スピリチュアルとは?

スピリチュアルはラテン語の「spiritus」に由来する言葉であり、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する言葉です。

元々キリスト教に関する言葉で、複数の意味があるモノなのですが現代の日本では「スピリテュアリティ(霊性)」と「スピリテュアリズム(心霊主義)」をメインとして様々な物事を広く指す言葉として定着しています。

この意味でのスピリチュアルは「精神世界」というものを概ね受けついだ言葉であるといえます。

精神世界と言う言葉は、1970年代以降ブームとなったアメリカの対抗文化「ニューエイジ」における思想の多くの部分を含むジャンルで「精神世界」の名で日本に広まり、その後それは「スピリチュアル」と呼ばれるものにほぼ受けつがれたと言えるでしょう。

そのため、日本におけるスピリチュアルという名詞の意味は、キリスト教におけるスピリチュアルとはかなり異なり、人知を超えたものや超常現象的な力を指していると言って良いです。

またこれらに加えスピリテュアリティと呼ばれる人間に特有な心理的あるいは精神的活動を指す用語で、個人の内面における奥深く、しばしば宗教的な感情および信念と関連があるものを指すこともあります。

これもまた日本語にするのがとても難しく、霊性、精神性、神的、精神主義、宗教的など様々に訳される現状があります。

日本ではもっぱらスピリチュアル、あるいはスピリチュアルといえばこのスピリチュアリティも内包した意味で「目に見えない不思議な力や働き全般」を指す言葉として使われているといっていいでしょう。

こうしたスピリチュアルを商材とするビジネスは、「スピリチュアルビジネス」などと呼ばれ、市場規模は正確に不明ですが1兆円を超えるほどと言われています。

何故正確に不明であるかと言うと、そもそもこのスピリチュアルと言う分野を特定するのも難しく、その業界においてどれほどの金額が使われているのかも普通に調査しても回答が得られないからです。

スピリチュアルの価値の程とは?

こうしたスピリチュアルビジネスとははっきり言って価値が判断つけかねます。

日本では時にはカウンセラーなども詐欺師扱いされる中で、どういうわけかこうした宗教色の全くしないスピリチュアル関連のモノに関しては、概ねお金を払うことが日本人に受け入れられています。

サービスなどの目に見えないものを得るためにお金を払うことを普通あまりしたがらない日本人でさえ不思議な事に「幸運を呼ぶアクセサリー」や「手相、人相占い」などには結構な金額を平気で皆さん払います。

流石に100万200万と言う単位を一度で使うことには抵抗があると思いますが、海外の有名なパワースポットに行くために10万円を超える金額を使う人ぐらいならそこまで珍しくもないです。

占いに関してはもっと凄い金額が動くこともあります。

有名占い師と言われる人はテレビや雑誌の出演料でかなりの金額を手にしていますし、メディアから評価を受けることでの知名度の上昇に伴う一回の料金の値上げで1回5000円と言う高額なのにも拘らず、それを嬉々として払う人も沢山います。

占いと言う当たるかどうかも定かでない上に、手元に何も残ることがない物を提供している人を何故か多くの人がありがたがるのは不思議でなりません。

幸運を呼ぶと言われる宝石や鉱石などや金運上昇に効果のあると言われるグッズ、お守りなんかも正直、物としての価値で考えれば相当割高で、中にはスピリチュアル付加価値的なものが商品としての値段の4分の3を占めていると考える他ない金額のものもあります。

しかしそれを買う人は喜んで、好き好んでお金をスピリチュアル付加価値に対して払うのです。

一体何がそこまでの魅力を人に与えているのでしょう

スピリチュアル付加価値の力

スピリチュアル付加価値と言う言葉を先程から使っていますが別にこれ特別定義付けられた言葉ではなく私がただそう呼んでいると言うだけのものですが、中々的を射た言葉だと思いませんか?

パワースポットにパワーストーンと言うものはその知名度の殆どをスピリチュアル的な効果に依存しており、そうした効果がないとなったらその価値はガタ落ちすることになります。

例えば金運上昇に効果があるといわれるパワーストーンのルチル、シトリン、トルマリン、タイガーアイなどの価格はよく皆様が欲しがるような宝石に比べたら格安ですが、そうしたパワーストーンとして認知されるまではそれこそただの綺麗な石であった時代もあるのです。

パワースポットの中にも似たような場所はあり、観光名所と言うほどの場所でもなかったところがパワースポットとなったおかげでその周辺に与える経済効果をもたらした所だってあります。

こうしたことが正にスピリチュアル付加価値であり、この付加価値はブランドや特定の栄養素などに比べて価値が落ちにくいという長所があります。

例えばブランドによる付加価値ですと流行り廃りが結構あり、イメージダウンやその会社の経営状態や経営方針の変化によってその付加価値の変動が起こります。

特定の栄養素が与える食品への付加価値もメディアによる宣伝や効果の程が知られることでその価値を失っていきますし、時にはとんでもない副作用が発見されることで付加価値が反転することもあります。

しかしスピリチュアル付加価値はそんなものとは無縁です。

ブランドによる付加価値と同じで確かにある程度の流行り廃りはありますがその価値変動の触れ幅が非常に小さく、特定の会社が作っているイメージと言うものはありませんので何かの出来事で価値が左右されるという事はありえません。

栄養素による食品の付加価値のようにメディアの宣伝による効果も受けますが、スピリチュアル付加価値の力は口コミで広まったときにこそ強くなります。

いわゆる穴場スポットや知る人ぞ知るという事にこそ人気が集まるところがあり、場合によっては大々的にメディアで取り上げられていないところがまた購買意欲をそそる要因にもなります。

そしてスピリチュアル付加価値において副作用などと言うものは絶対に起こりませんし、スピリチュアル付加価値を得るような対象物に対しても最初から危険そうなものが選ばれることはないので付加価値がそう言った要因で反転することもありえません。

加えて言うなら効果を実証する、確認するという事も出来ませんし、もしスピリチュアル的な効果があったとしたらという事を考えると中々手放しにくいですし、効果が無くなったという事の確認も出来ないのです。

こうした力がスピリチュアル付加価値にはあります。
 

スピリチュアルに依存しないお金の使い方

これまでのようにスピリチュアルに関してかなりお金が動くという事が分かっていただけたでしょうか? 実際に世界市場規模で言えば10兆円とも言われることもあるこうした分野に新しく参入するという人もいます。 しかし逆にそうしたスピリチュアル市場にお金を使っている人が多いという事でもあります。 あなたの浪費の中にそうしたスピリチュアルにかけている金額はありませんか? スピリチュアルとは本来の意味が示すように人知を超えたものであり、お金で本来得られないものなのです。 かけるだけの余裕があればそれもよいとは思いますが、「今」苦しいならばむしろお金をかけるのはやめておいたほうがいいかもしれません。

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