あなたは「安い物を買う落とし穴」にはまっていませんか?

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あなたは「お金」と「時間」のどちらが大事ですか?

買い物をしていると、野菜や果物をものすごく念入りに見つめている主婦の方や年輩の方が多くいらっしゃいます。

特に、スーパーで激安の商品や二割引・半額などのラベルが貼られた商品をじっくり吟味する人は多く、中には数分にわたって見比べる人もいます。

さらには、新聞チラシ(最近ではスマホ広告も)を見て激安商品を発見すると、これはチャンスとばかりに買いに行く人も多いでしょう。

遠くのスーパーに行くよりも近くのスーパーに行った方が時間も短縮でき、また車のガソリン代もかからないのに、と思うのですが、少しでも良い物を安く買おうという思いは人によっては執念のようにも感じられます。

でも、それっていろいろな意味で損をしているのではないかと思うのです。

高速道路に乗って安いスーパーへ行く人

これは自分の知り合いの例なのですが、自分の住む地域にはない「コストコ」というアメリカ生まれの大型会員制の倉庫店に通う人が数人います。

この「コストコ」はスーパーやホームセンターよりもはるかに広い店舗の中でものすごく安い値段で大量の品物が買えるので日本でも人気があるのですが、本当に得かどうかは状況に寄ります。

大量の商品、特に食品を買った場合、それを食べきれずに賞味期限が切れてしまったという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この「コストコ」は会員制をとっているので、会員でないと入店できません。

そして、会員になるための手続きも面倒な代わりに、いったん会員になったら継続して来ないと損、という心理が働き、足繁く通う人も多いようです。

それでも、近くに「コストコ」があればまだ良いのですが、自分の住んでいる地元からはかなり遠くにあります。

そして、わざわざ高速道路に乗って買い物に行く知り合いまでいるのです。

確かに「コストコ」で買い物をしていくらか得をしたかもしれませんが、高速道路代、ガソリン代、無駄な買い物をした可能性、さらには時間の浪費を考えるとかえって損をしているように思うのです。

「安い商品」にかかるコスト

「コストコ」の例は極端かもしれませんが、実は「安い商品」を買うことには意外なコストがかかっている可能性があります。

1.交通費

高速道路に乗って行くのは極端にしても、車や公共交通機関を使って遠くの店舗まで安売り商品を買いに行くケースは多いでしょう。

車で行く場合、同じように安売り商品を買おうとした人の車で渋滞する可能性もあり、より多くの時間とガソリン代がかかる可能性もあります。

2.いらない商品をかってしまう

さらには遠方であればあるほど売り切れのリスクも高まります。

結局なにか買って帰らないと損をした気分になるため、買う予定になかった商品を買う羽目にもなりかねません。

3.買いすぎ

お目当ての安い商品があった場合、必要以上に買いすぎてしまい、家に帰ってから「なんでこんなものまで買ってしまったんだろう?」と後悔したことはないでしょうか?

特に激安商品を取り合うようなケースでは、商品を選ぶより、とにかく値段が安い物を買わなければ損という心理の方が強く働くため、必要のない物まで買いすぎてしまうことがあります。

4.時間の損

そしてこれが一番の無駄だと思うのですが、時間を損してしまうことが挙げられます。

遠くのスーパーに行けば往復の時間が損ですし、商品を吟味する時間も損です。

自分はなるべく近くの店舗に買い物に行くようにしていますし、食品を選ぶときにも一瞬で判断して選ぶようにしています。

料理屋さんならなるべく良い素材を選ばないと店の信用に関わるでしょうが、一般家庭で利用する限りにおいてはそこまで真剣に選ぶ必要はありません。

お店の方でも、なるべく不公平がおきないように値段設定をしてくれていますし、万が一商品にいたみなどがあっても「安い商品だからしかたがないな」とあきらめれば良いだけのことです。

時間については、苫米地英人が著書で「レストランのメニューは一秒で決めなさい」という面白い方法をすすめられています。

メニューを一秒で見て判断するのは自分もまだ難しいですが、スーパーに並んだ商品はなるべく1秒で選ぶようにこころがけています。

 

実は高い物の方がお得?

こう考えてくると、広告で見た安い商品に飛びつくことは多くのコストがかかる場合があることを心得ておきましょう。

そして、結果的に高い商品の方がお得な場合も多いのです。

バナナ100円とバナナ150円の商品が並んでいたら、普通100円のバナナを買う人が圧倒的に多いでしょう。

でも、150円のバナナの方が量が多いかもしれませんし、栄養価が高いかもしれません。

また、100円のバナナの方が早く傷んでしまうため早めに食べきってしまわなければならなかったり、廃棄することもあるため、結果的に損するかもしれないのです。

食品以外でも、高い家具や家電製品を買った方が結果的に長持ちすることもあります。

安い物を買うことによって故障のリスクや事故のリスク、または廃棄のために処分量が必要だったり捨てに行くための時間とガソリン代等のコストがかかる可能性もあります。

場合によってはAmazonや楽天などのインターネットで販売されている商品を買うと、時間の大幅な節約になります。

送料などがかかる場合があり、店舗で買うよりも割高になりがちですが、時間は確実に節約できますし、お店を何店舗もぐるぐるまわったあげくようやく見つかった、というような無駄も省けます。

必要ない物まで買い込んでしまっていないですか?

高い物だと本当に必要な物だけを選んで買う人が多いと思います。

それに対し、安い商品、特に「激安商品」や「割引商品」は安いために必要がないものもつい買い込んでしまっていませんか?

これは企業に例えると、過剰在庫を抱えている状態となり、損なのです。

冷蔵庫の中に使わないまま賞味期限を迎えているものはないでしょうか?

日用品でいつか使うかも、という商品が山のように積まれていないでしょうか?

企業だと定期的に在庫整理をして不良在庫は処分されるなど厳しく管理されていることと思いますが、家庭となるといわゆる「主婦感覚」で買い物をするため、節約して安い物を買っているつもりなのに家計が火の車、ということも多いようです。

そんな時は、必要がない物を買っていないか、家の中を「在庫整理」してみましょう。

必要のない物の数々にびっくりされるかもしれません。

安い商品を賢く買おう

とはいえ、やはり安さはとても魅力的です。

そして、安い商品をうまく選べば家計に役立ちますし、余ったお金で旅行や必要な物の購入ができます。

そこで、時間を無駄にすることなく安い商品を買うコツを伝授しましょう。

1.賞味期限切れ間近の商品を買う

行政が定める賞味期限は絶対的な物ではありません。

途上国がびっくりするぐらい新鮮でまだ食べられる食品が大量に廃棄されているのが日本という国なのです。

ですので、賞味期限が切れそうな食品でも保存方法などに気を配ればまだまだ食べられるのです。

お弁当でも、サラダや生の食品、傷みやすい食材を先に食べて残りを次の日に食べると言った工夫もできます。

2.肉や魚は冷凍

また、肉や魚などは安い物を多めに買って冷凍するのも賢い方法です。

冷凍庫の広さが許す限りまとめ買いしても良いでしょう。

3.量をコントロール

安いからといってつい買いすぎてしまう弊害は先に述べました。

逆に言えば、量をコントロールすれば良いのです。

もしそれぞれの買い物客が、自分に必要な量だけを買う習慣を身につければ、バーゲン品を取り合うようなこともなくなって、必要な商品を必要な人が買うことができるでしょう。

オイルショックの時は「トイレットペーパーが不足する」というデマが流れ、必要もないのにトイレットペーパーを買い占めるということがありました。

実際にはトイレットペーパーはじゅうぶんな量があったにも関わらず、店頭からはトイレットペーパーがなくなってしまいました。

そのようなことは、買い物客がお互いの首をしめるようなものなのです。

空いた時間を有効に活用した方が良い

さて、安い物を量を制限して買ったり、時には高いものを選択して買うなどし、買い物に費やす時間を節約できたら、それで空いた時間は有効に活用しましょう。 家族との交流やペットと遊ぶ癒やしの時間にしても良いでしょう。 そして、もし空いた時間を有効にお金を稼ぐ時間にしたいのであれば、様々な方法があります。 インターネットを活用した副業もありますし、パートタイムで働くことも内職することもできます。 イライラしながら車で運転をしたり、バーゲン品をヒステリックになってとりあうよりはよほど有意義な過ごし方ではないでしょうか?

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