やっとみつけた「幸せなお金の使い方」で気持ちよく暮らす方法

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お金は幸せの相棒

ここでの幸せとは、贅沢な生活ができるということではなく、気持ちよく暮らせる幸せをいいます。

お金がない一人暮らしを始めて13年。

やっと自分にとっての「幸せなお金の使い方」をみつけました。

お金を節約する暮らし

一人暮らしを始めた当初は「節約」しか頭にありませんでした。

生活用品のこまごましたものは100円ショップへ。

家具は必要最小限に、しかも安さを求めて三千里とあちこち走りまわりました。

58円のお豆腐に手を伸ばしては心の中でガッツポーズ。

そんな自分に「がんばっている私」と酔って酔って酔い潰れていたことを思い出します。

色あせた部屋着は節約の象徴。

袖をとおしてもしっくりこない洋服たちは、それでもいつか似合う日がくるに違いないと衣装ケースの中で出番を待ちつづけています。

弟の学生時代から10数年使ってきたコタツ。

もとが学生用のお安いもの。

コタツ布団をとると真っ白だったはずの足の色が茶けていました。

しかしけなげで頑丈な彼を、私は手放すことができずにいました。

ところで、なんのためのわたしはお金を節約していたのでしょうか。

いつの日かの贅沢な生活をと夢見ていたのでしょうか。

そして当時の自分にとって節約ってなんだったのでしょうか。

身も心も疲れるお金の使い方

いつの日か、だんだん「がんばっている私」に疲れてきました。

「これがいい!」ではなく「これでいいんだ」と自分で自分を納得させる。

「まだ使える。もったいない」と自分に我慢を強いる。

当時の節約に対する概念は無意識に自分を抑えつけていたようです。

抑えつけていると、時にパーンとはじけます。

衝動買いです!

「今まで節約していたご褒美よ。」と悪魔がささやきます。

「素敵!」「ほしい!」とロックオンしてしまうと、サイズや色、ましてや自分に似合うのか、必要なのかさえみえなくなってしまうのです。

そしてまた、「痩せたら着るだろう」「いつか使う日がくるだろう」のもったいない病が発病しては衣装ケース仲間たちを増やしていく。

こうして手に入れたものには後悔が多いのです。

節約のためと安さを求めて手にしたものたちは、一瞬はじけるお得感と高揚感のあと、なぜかすぐに色あせてしまいます。

その後の現れる虚しいあと味。

それでも「これでいいんだ」の投げやり感がまた気持ちを下げる。

そしてまた新たなるお得感と高揚感を求めてしまう悪循環を作ります。

こんなことをくり返すうちに、だんだん身も心も疲れてきました。

お金の節約も考え方を間違えると自虐行為になってしまいます。

 

気持ちよく暮らすためにお金を使う

これら悪循環に疲れてきたのは、年齢のおかげでしょうか。

自分を抑えつけ、我慢を強いるということは、結構エネルギーのいることのようです。

「もう嫌だ。気持ちよく暮らしたい!」という気持ちが少しずつ湧いてきました。

自分の気持ちに目覚めたのです。

あるときから「気持ちよく使えるもの」を選ぶようにしました。

もちろん少しずつ、できる範囲で。

まず「使えないもの」を手放すことにしました。

「使えないもの」とは壊れている、破れている、という「機能的に使えないもの」はもちろんですが、「気持ちよく使えないもの」、も対象にしました。

今までお世話になったことに感謝して、思い切って手放すことにしたのです。

とっても申し訳なくつらい行為ですが、えいやっとやってみると心がすーっと軽くなるのがわかります。

いままで自分に課していたものがとれたのですね。

気持ちがいいのです。

この気持ちよさは、なんど味わってもあと味すっきり。

幸せな気持ちになります。

そして心身ともに浄化してくれる好循環を生んでくれました。

少しずつ少しずつ「使えないもの」を手放しながら、必要になったものは「これがいい!」というものを手に入れるようにしました。

すこし値がはっても、自分が好きな質のものを選ぶ。

もちろん今の自分の身丈に合ったものの中から。

どうしても今の自分には厳しい上質なものに目が行ってしまうときは、2番めのものを選ぶようにしています。

今の自分にベストなものを探して選ぶ行為。

今は手に入れることができなくても、上質なものを知ることは、これからの糧になると思っています。

こうして選ぶ買い物には後悔はありません。

気持ちよくお金を使うことができるのです。

一瞬のお得感、高揚感のために使っていたお金とは全く違います。

「買ってよかった」お金と交換して、さらに使いはじめてからも思えるのです。

理想の節約

だんだん自分の好きなものが身の回りに集まるようになってきました。

それはとっても気持ちのよいものです。

お気に入りのお茶碗でごはんをいただく。

お気に入りの洋服に袖をとおす。

お気に入りの靴とバックを身につけで玄関をでる。

こんなことで幸せを感じることができるのです。

そして驚いたことに、本当に気に入ったものをひとつ手にすることができるとそれ以上の欲求が起きないのです。

このひとつで気持ちが満たされます。

お気に入りのひとつで幸せが手に入る。

これが理想の節約です。

幸せの循環

「もの」だけでなく、「こと」にも変化が現れました。

今まで無意識に周りの状況に合わせてきていたことに、だんだん違和感をおぼえはじめたのです。

「これは本当にわたしがしたいことなの?」頭をよぎることが増えました。

せっかくならなんでも「楽しく、幸せに」ことを行いたいものです。

まず、一日8時間従事している仕事。できる範囲で楽しく、モチベーションを保ちながらできる方法を考えました。

周りのペースに合わせて行っていた作業を、自分のペースに周囲の状況を嵌めていく考え方に転換してみたのです。

仕事の内容も周りのペースもそのままに、自分の考え方とペースを工夫するだけで自分のやる気をあげることができました。

そして人間関係も行いも、自分にとってムリのない「楽しい、幸せな」ものだけにしたいと考えるようになりました。

いざ実行してみると。周りに多少の波風が立つことは確かです。

でも誠実ささえ忘れなければ、しだいに穏やかな海に戻っていく。

そして自分を知ってもらうことで今までより居心地のよい関係が築けることもあるようです。

さらに、今まで抑えてきたものに挑戦したいと前向きに考えるようになりました。

そして、いざ行動を起こそうとしてみると、お金のせいにして隠れていた挑戦を抑えつける本当の理由が浮き彫りになりました。

挑戦を抑えつけていたのは、勇気のなさだったのです。

挑戦して失敗したらどうしよう。始めたらやめられない。

ズルズルと楽しめないまま我慢しなくてはならない。

これもまた、もったいない病の一部だったのです。

なんでも挑戦してみなければわかりません。

衝動買いのように場当たり的ではなく「本当にしたいこと」なのか?で追求していけば失敗はないはず。

やってみて「本当にしたいこと」と違ったらやめることは悪いことではない。

経験も、溜まっていく「もの」とは違ってこれからの糧になる。

溜まっていく「もの」を処分した経験も含めて。

今はそう考えています。

物理的に手に入れることができる幸せだけでなく、考え方で得られる幸せも体得できたことは財産です。

幸せなお金の使い方

お金があれば幸せ。と単純に考えがちです。

一人暮らし当初はそう考えていました。

そのためにはいかにお金使わずに過ごしていくかという、場当たり的な節約にのめり込んでしまいました。

でも今は違います。

お金は「幸せ」な「もの」「こと」を得るために使うものと考えます。

「幸せ」な「もの」「こと」を追求していけば、お金も気持ちよく使って、気持ちよく暮らすことができる。

今まで心に澱のように溜まっていた、お金を無駄使いしてしまっている罪悪感や、「もの」や「こと」を楽しめないでいるモヤモヤ感が消えてなくなるからです。

そして余裕ができる。

余裕ができると身も心も軽くなります。

すると、気持ちにも「幸せ」が波及してくる。

ということに気がつきました。

私なりのお金の使い方について考えはどうでしたか?

お金に悩む時間を持ったことや、年齢を重ねてムリが効かなくなること(これは堪え性のない自分の性格によることかもしれませんね)が、これからの人生にご褒美をくれたように思います。 たくさんお金の無駄を重ね、それが気持ちを重く蝕んでいることに気づけたことは、本当にラッキーでした。 こうして自分なりの「幸せなお金の使い方」を手に入れてから、これからがとっても楽しみになってきました。 お気に入りの「もの」や「こと」に囲まれた幸せをどんどん手にいれたい。 そうすることで幸せの循環は、膨らんで大きくなるものと信じています。 今の自分にとってお金は幸せを応援してくれる相棒みたいなもの。 そう思えるようになりました。

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