皆が求める庶民的なお金の使い方とは?

庶民的なお金の使い方ってなんだと思いますか?

とあるお金の使い方に対して「庶民的」と言う事を言って今話題に上っているタレントのRIKACOさんと言う方がいます。

しかもそれを言った本人が庶民的なお金の使い方をしたとか、していないとかではないのにその「庶民的」発言一つでかなり多くの人から批判を浴びる結果になっているという状態です。

色々と思う事はあると思いますが日本人の「普通」へのこだわりと言うか執着と言うのを感じるようなお話しですね。

もしこれが政治家だったりしたのであれば更に批判されたことであろうという事は火を見るよりも明らかな事ですが、コメンテーターとしてのタレントの失言程度ですから直ぐに人の記憶から消えていくことになるでしょう。

しかし明らかに今の庶民としての生活を知らないであろう人からの「庶民的」発言であるため私個人はこれについてはそこまで言うほどの事だろうかと思わなくもないです。

しかしそんなタレントの「庶民的」失言よりも私はこの件で気になったことがあります。

一体どういうお金の使い方が庶民的と今言われているのだろうか?

という事です。

この失言は「2人暮らしで家賃が35万円」と言う事に対して行われた失言であり、それが流石におかしいという事は分かりますが、では今の日本の適正な「庶民的」な家賃って一体いくらぐらいなのでしょうか?

そして人が生きていく上でのお金の使い方は家賃ばかりでは当然ないです。

一体何にいくらと言うお金の使い方が「庶民的」なお金の使い方なのでしょうか?

今回はそうした庶民的なお金の使い方について考察してみました。

庶民的な家賃とは?

最初に庶民的なお金の使い方について、話に挙がった家賃と言うもので考えて見ましょう。

実は今の日本の社会において平均的な家賃と言うのは下降傾向にあります。

経済状況を考えたなら当たり前の事ではあるのですが逆に庶民である私たちはその事実を実感したという事は殆どないはずです。

これは不動産業界全体が家賃に関する定期的な調査で、地価と同じく下げているにもかかわらず「下げ止まりつつある」「下落地点が前回より減少」など、巧妙な表現を使ってマイナスイメージを最小限にとどめているからに他なりません。

期間限定セールを開くという訳にも行かないものですから余程年々比べ続けてチャンスを待っていると言う人でないと中々この事を実感するという事はないでしょう。

そしてそんな下がりつつある家賃の今のところの平均としては大体東京23区の平均家賃は10万円と言ったところとだ言われています。

しかしこの平均と言う言葉も中々信用ならないもので、例えば「表参道の1DKで18万円」「南千住の2DKで5万円」そして中には先程のような35万円の家賃のところなども存在するため一概に10万円と言う家賃が庶民的かと言われるとそうとも言えないところがあります。

なんと東京でも数年前ならありえなかった2~3万円台の物件がかなり見つかるので、本当に節約しようとする庶民からすると5万円辺りが庶民的な家賃という事さえも出来るでしょう。

庶民的な収入とは?

先程家賃についての庶民的なお金の使い方を考察したことで、今度は逆に日本で一時期言われていた「とある事」から庶民の年収の計算が出来るのです。

その「とある事」とは「家賃は月収の割合で決めるのが良い」と言うもので、これが言われだした当初は「3分の1が良い」と言われていました。

では庶民的な収入とはその三倍の15万円なのかと言うともちろんそんなことはありません。

寧ろ今の社会で月収の3分の1も家賃に使っていたとしたらかなり厳しい生活を送ることになります。

これはあくまで日本経済が右肩上がりで、勤続年数が増えれば給料が上がり続けた時代はそれが庶民のお金の使い方だったという事。

20年~30年前の好景気の時代ならそれでもよかったかもしれませんが、バブルがはじけ、リーマンショック以後は更にそこからもう一段階サラリーマンの平均年収は下がり続け、今も回復しきってはいないのでその見通しは甘すぎます。

では何を基準にするのかと言うと現状のオススメの家賃と言うのはなんと月収の20%だと「一人暮らしに関するアンケート調査」を実施した公益社団法人全国宅地建物取引業界連合会は述べています。

それを踏まえて考えてみると5万円を庶民的な家賃へのお金の使い方だと考えるなら5倍しての25万円が庶民的な月収であるという事が分かります。

25万を年に12回貰う訳ですから年収は300万円。

なるほど確かによく言われている「庶民的な生活」を送る上で望ましい年収であるとよく言われる金額と一致します。

どうやら家賃は5万円で庶民的なお金の使い方であると言えそうです。

しかしでは残りの80%は一体何に使うのが庶民的な使い方だと言われるのでしょうか?

何が庶民的な使い方を決めるのか?

庶民的な年収が分かり、庶民的なお金の使い方で家賃を払った後の約80%ほどは手元に残っているという事が分かりました。

では次はここから食事代であるエンゲル係数などを引いてと計算するのが本来の流れなのでしょうが、ここまで読んだ方の多くはこう思ったはずです。

「めんどくさい、自分のお金の使い方なんて自分で決めたら良いじゃないか」

逆にもしこう思わなかった人がいたならこれからの社会で確実に損をすることになります。

なぜなら実はお金の使い方が庶民的かどうかを決めているのは実は庶民ではないからです。

意外に思われることかもしれませんが、物の値段を決めているのは当然物を売る側であり、その値段は可能な限り高くしたいと思うのが普通の事です。

そのため「庶民的」と言う金額を決め、それを広げることによって多くの人に「庶民的なお金の使い方がこれなのだから」と思わせて物を売っている訳です。

こんな単純な事は少し考えたら誰でもわかることですが、どうにも日本人は自分の判断よりも周囲の判断の方が正しい、と思い込む傾向が強く、最初に誰が庶民的なお金の使い方と言うものを言い出すのかを気にすることが実は年々なくなってきています。

例えば生活するのに欠かせない食料品。

原価を考えたならスーパーで買っているものがどれほどの利益がスーパーに入るかと考えたことはありますか?

家賃の話がそうだったように、実は庶民であるほど本来のものを最初に売りに出す人のつけた価格を知ることはなく、庶民でない人のつけた庶民的なお金の使い方をしています。

今やいろいろな情報がインターネットで調べることができますが、それを発進している人が必ずしも本当の事を言っているとは限りませんし、発進している人が本当の事を言っているつもりでもそれが庶民的なお金の使い方であるとも言えないのです。

今の現代社会で言うなら日本社会の庶民的なお金の使い方と言うものは本当に庶民的なお金の使い方ではない可能性があると考えないといけません。

本当に庶民的なお金の使い方の原点はネットで、メディアで、誰かがそう言っているという事を基準とすることなく、実際に日本に多いと言われる年収を持つ人の生活の平均的なお金の使い方を調べなければ分からないのです。

そしてそんなものの平均を調べるにはアンケートなどを参考にするしかない訳ですが、そのアンケートの結果などもまた情報発信者の意図によって解釈がついていたりしてそれをそのまま鵜呑みにするのも正しい事とは言えません。

そうだとするなら本当の庶民にとっての庶民的なお金の使い方と言うものは結局のところ自分で調べて把握するしか方法は無いと言うことが言えます。
 

自分で決めるのがこれからの庶民のお金の使い方

多くの人が求めている庶民のお金の使い方と言うものは実は庶民的のお金の使い方ではないという事が分かっていただけたでしょうか? 今の世の中は良くも悪くも自分で決めることが出来る社会です。 自分が庶民であると言われる年収だと言うのであれば、そこから自分で庶民のお金の使い方と言うものを考えて決めていかなければ、本来の庶民のお金の使い方のスタンダードな形と言うのは分からないのです。 加えて言うならこれからの社会の変化は今以上に早く起こり、スタンダードと言うものを確立すること自体が無意味な事になる可能性も大きくあります。 臨機応変に時代の流れに合わせていくことが出来なければ庶民的なお金の使い方さえ出来ないという事も出来るでしょう。 今でさえ電子マネーで物を買ったほうがお得なのにも拘らず未だに現金で払うことに固執している人や、逆に進められるままポイントカードを作り、ポイントに固執して無駄な買い物をする人が自分が庶民的なお金の使い方をしていると言います。 そんな人を本当に庶民的なお金の使い方をしている人だと思いますか? そうだと言う人は多くはないでしょう。 少しでもお得に、無駄なくと言うお金の使い方こそ日本における庶民的なお金の使い方だと言うなら、庶民ではない人の決めている庶民的なお金の使い方にこだわらず、自分のお金の使い方は自分で決めると言うのがこれからの社会の庶民的なお金の使い方だと言えるでしょう。

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