結婚式を挙げない「ナシ婚」が増えている理由とは?

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約半数が「ナシ婚」を選択する時代

結婚式といえば、女性の永遠の憧れであり、誰もが一度はウエディングドレスを着て家族や友人に囲まれて祝福される光景に憧れを抱いた事がありますよね。

しかし、ここ数年に入籍した夫婦の約半数が入籍のみで結婚式・披露宴を挙げていないというデータがあるのです。

これはいったいどうしてなのでしょうか。

また結婚式にかかるお金はおよそどのくらいなのでしょうか。

結婚式をしない「ナシ婚」が増えている理由

女性の永遠の憧れともいえる「結婚式」。

にもかかわらず、結婚式を挙げない「ナシ婚」を選択する夫婦が増えている理由として最も多かったのが「お金がかかるから」です。

男女問わず非正規社員が増えている事も関係しているようですが、「招待客への負担を減らしたい」や仕事が忙しく「準備が大変だから」といった回答もあるようです。

確かに、昔は女性は結婚を機に退職する、いわゆる「寿退社」も珍しくなく、その後は結婚式や新生活の準備に没頭することができましたが、最近では結婚を機に退職する女性は少なく、多くの人が仕事の合間に結婚式の準備をしています。

私自身、結婚式の2日間前まで仕事をしており、やはり仕事が忙しい時は準備が煩わしく思ったりした事もありました。

しかし、だからと言って結婚式をしないという選択肢はありませんでした。

結婚式は本人達のみでなく、家族間の問題です。

では、この「ナシ婚」について、親世代はどのように考えているのでしょうか。

「お金がない」では済ませられない?「ナシ婚」に対する家族の考え

確かに、結婚式を挙げるとなると莫大な費用がかかります。

お祝儀分があるとはいえ、ドレスやお花、ちょっとしたアイテムひとつにしてもこだわり出すとキリがなく、料金もどんどん加算されていってしまいます。

しかし、やはり家族としては「一生に一度の事なので式を挙げて欲しい」「娘(息子)の晴れ姿を見たい」と結婚式を希望する意見が多く見られるようです。

また、結婚して家庭を作ることで、ようやく自身の子育てがひと段落したと実感する親世代も多いのだとか。

しかし、最初は結婚式を挙げないつもりだった夫婦も、家族の事を考えて式を挙げると、そのうちの85%は「結婚式を挙げて良かった」と回答しているようです。

やはり結婚式を挙げる事で夫婦になったと実感もできますもんね。

また、結婚式をきっかけに今後のお金について考える良い機会になったという意見もあるようです。

それでも、いま増え続ける「ナシ婚」思考。

その理由の大半を占めるのが、お金の問題という事なのですが、実際に結婚式を挙げるとなるとどれぐらいの費用がかかるのでしょうか。

結婚式にかかるお金

少し前までは、盛大に式を挙げるのが良しとされていた結婚式。

しかし、最近は結婚式を挙げる人の中でも、少人数制の温かい式を好むという傾向があります。

少し前までは大きなホテルで100人規模の結婚式というのも珍しくありませんでしたが、ここ数年の傾向としては予算250万円、招待人数55人が平均的のようです。

私も何度も結婚式に参加しましたが、やはりあまり招待客が多すぎると新郎新婦と直接話す機会がなく、少し寂しい気がしますよね。

また、花嫁さんの醍醐味でもあるお色直しについても、昔はウエディングドレス、カラードレス、和装とほとんど席にいない花嫁さんもいましたが、最近は式を通じてウエディングドレス1着で済ませる花嫁さんも多いようです。

それでは、結婚式にかかる費用はおよそどれぐらいなのでしょうか。

会場のタイプ別に順番に見ていきたいと思います。

①ホテル
最もフォーマルで、比較的料金も高めです。

しかし、ヘアメイクや2次会など全てがホテル内で完結できるというメリットもあり、トータルで見ると必ずしも最も高いとは言えないようです。

また、遠方からのゲストや親戚が多い場合は、送迎までついている場合がありますので、安心感もありますよね。

さらに、何より料理が美味しいのと、結婚式が終わった後も記念日等にレストランや宿泊として利用できるのも人気の秘密なのだとか。

ご両親がきちんと結婚式を挙げて欲しいという考え方の家族はホテルという傾向があるようです。

費用は平均300万円です。

もっと高い印象があるホテルですが、ホテル内併設の美容室でセットするとセット割引になるなど、ブライダルフェアの特典等をうまく使えばさほどずば抜けて高いというわけではないのです。

②ゲストハウス
ホテルほどのフォーマル感はいらないけれど、きちんと結婚式を挙げたいという方に人気なのがゲストハウスです。

また、ホテルの場合は披露宴会場が複数ある為、同じ時間帯に花嫁さん同士が遭遇してしまう・・・という場合もありますよね。

その点、ゲストハウスは1日2組など時間で貸し切りになる場合がほとんどですので、このような心配がいりません。

自分たちのこだわりを思う存分出せるのも人気の秘密です。

私自身はゲストハウスでの結婚式を行いましたが、やはり他の花嫁さんと遭遇しない、その時間だけは自分たちだけの空間というのはゲストハウスならではの魅力でないかと思います。

ただ、2次会は別の会場を探さなければいけないことと、その際のドレス等は全て持ち出しになってしまい、こういった費用が加算される場合がある為、全体的に見ると費用は高めの320万円です。

③レストラン
ゲストハウスよりもさらにカジュアルにしたい、仲の良い友人とアットホームは雰囲気で行いたい人に人気のレストランウエディング。

ホテル、ゲストハウスに比べると費用もリーズナブルですし、何よりお料理が美味しいですよね。

ただ、ほとんどの場合がレストランごと貸し切りになってしまう為、人気のところはかなり前から予約しておかないとなかなか抑えられないようです。

費用は3つの中で最も安い、200万円です。

地域によっても変わる結婚式にかかるお金

ここまで、会場別に結婚式にかかる費用を見てきましたが、結婚式にかかる費用は会場だけでなく、地域でも少し差が出ます。

なかでも北海道は会費制の1.5次会のようなものが主流のため、費用的に見ると非常に安いのです。

確かに、出席者側の立場から言っても会費制だと気軽ですし、遠方から出席する場合も行きやすいですよね。

その他の地域では、全体的に東日本が高め、西日本は安めというデータがあるようです。

また、東京や大阪などの中心部では、お金をかけるところと、節約するところとでかなり二極化しているようです。

例えば、ドレスや料理、ドリンクはお金をかけたいもの。

これは私の経験上になりますが、結婚情報誌等に記載されている料金と同じドレスは実際ほとんどありません。

たいていはそれを上回っています。

しかし、一生に一度の結婚式。ましてやウエディングドレスとなれば、そこはこだわりたい部分ですよね。

また、料理にこだわりたいという要望を持つ夫婦も多いようです。

確かにゲスト側からすると結婚式のコース料理はひとつの楽しみですよね。

グレードをアップしたり、2人の出身地の特産物を入れたり・・・と最近は多様化しているようです。

一方、節約できる部分としてはペーパーアイテムと小物類です。

ペーパーアイテムに関しては、いま用紙やリーズナブルに買えて種類も多く、また印刷するためのフォーマットや書式も専用の用紙に説明書きとして付いてくることがほとんどです。

逆にゲスト側からすると手作りの方が温かみを感じられるので良いのかもしれませんね。

また、ネックレスやクラウンなどの小物類は一度しか使用しないわりに買い取りになる場合も多くあります。

その際、私は先に結婚した友人から借りたりしていました。

「サムシンブボロー」と言って、結婚している友達から借りたものを身に着けていると幸せになれるという結婚式の言い伝えもあるようですので、おすすめします。

一生に一度の結婚式。目先のお金にとらわれずに後悔のない人生を

結婚式を挙げない「ナシ婚」が増えている理由と結婚式にかかるお金、いかがでしたか。 「挙げない」という意見が半数を占める一方で、実際に結婚式を挙げた人の85%は「挙げて良かった」と思っているようです。 結婚式は本人たちはもちろん、家族間の問題でもあります。 また、結婚式を挙げる事で夫婦としての自覚が芽生えるという事もありますよね。 何も派手で大人数の結婚式を挙げる必要がありません。 大切なのは、結婚する本人たち、また家族の意見を尊重し、目先の費用だけにとらわれずに良く考える事です。 子供が生まれたり、入籍してから年月が経つと、なかなか「あの時結婚式を挙げておけばよかった・・・」と思ってもなかなか難しいのが現状です。 時には「お金はなんとかなる」という心を持ちつつ、後悔のないようにしてくださいね。

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