エンディングノートが若い人の間で流行っている?

エンディングノートってどんなもの?

就活、婚活、朝活などいう活動ブームが続いています。その中のひとつ終活という活動が高齢者の間で流行っています。

高齢者といっても戦後ベビーブームで生まれたという団塊の世代と呼ばれる人たちで、定年を迎えた人々が、最後の活動として行うという意味で終活と名づけられたようです。

その活動のひとつがエンディングノートの作成なのですが、そのエンディングノートが若い人の間でも流行っているようです。

なぜ流行っているのか、その背景について話したいと思います。

エンディングノートは、終活の活動のひとつです。

エンディングノートとは、自分がいなくなった時に、残された家族が困らないように予め知らせておくノートです。

その為に、いつ何が起こっても自分の意思を残しておきたい、伝えたいという思いをノートにまとめてメモを残しておくという意味で作成するのです。

自分が残している預貯金や銀行などの口座、保険、クレジットカード、重要連絡先など自分がいなくなっても困らないように知らせておきたい事、なくなったらしてもらわないといけないペットの事などを書いた引き継ぎ事項もあります。

また、自分がしてもらいたい事を書く場合もあります。

例えば、お墓をたてるかどうか、葬儀はどういう風にやってもらい、誰に亡くなったことを知らせてもらいたいなど、自分の最後の希望をエンディングノートに託すのです。

エンディングノートは、特に何を書かないといけないとか形式や形にとらわれることがないので、自分でノートに作成する人もいますし、書き忘れることがないように、書く目的などや書きたい事を項目別などにした市販のエンディングノートを購入することができます。

最近売っている市販のエンディングノートは、もしもノートなどと名称も様々です。

エンディングノートとは遺言状とは似て異なるもの?

エンディングノートは、遺言と同じなのでしょうか。

なくなった後、残された人に託すという点では同じですが、遺言は、遺言を残した人がなくなった後、法的に効力をもちます。

なので、遺言書を作成するときは、いくつかのきまりごとがあり、そのきまりにそって書かないと法的な効力を持たせる事ができません。

また、遺言状は自分の財産をどのように分けるかという財産分与の際につかわれることが多いです。

一方、エンディングノートは、法的自分の財産をどう配分するかということよりも、自分の持ち物や葬儀の方法などしてほしいことを残すという目的の為につかわれ、法的に効力をもちません。

しかし、自分がなくなった後に残された人が困らないように伝えることができ、自分がしてほしかったことを伝えるという点では、エンディングノートの方が自由な形式で、色々書き込むことができます。

また、エンディングノートは、死ぬまでいかなくとも自分の意識が亡くなった時や判断能力がなくなった時にもまわりの人が自分の意思を知ることができます。

遺言状だと死後の財産分与に使われますが、エンディングノートに入っている保険などの情報を記しておけば、死亡保険の効力を使うことができます。

葬儀の費用など大変なので、その情報をすぐに知れると残された人は助かります。

若い人の間でエンディングノートの新たな使い方が

エンディングノートというと40~50代でもなんだかまだまだ書くような気分ではない人がいる一方で、これから人生を謳歌していく20代の若者の間でもエンディングノートを購入している人がいるようです。

エンディングノートの目的は、残された人に伝えていきたいことや伝えたい事などをまとめて書き留めておくノートです。

その為、エンディングノートを作成するということは、自分が相手に伝えたいこと忘れてはいけないことを書き留めるので、自分自身の中で自分の情報を整理することもできます。

つまり、エンディングノートに書き留めることで、何かあった時に、自分の情報をすぐに引き出すことができることやエンディングノートに書き留めていくことで、自分の気持ちを確かめる、整理することができるというものあるようです。

 

なぜ若い人の間でエンディングノートが流行っているの

若い人の間でエンディングノートは、自分の記録を確かめておきたいということ、情報を整理するために利用している人が多いようです。

自分の情報を整理したり、残しておきたい記録をノートにまとめることによって、もし、自分に何か万が一のことが起きた時も伝えられるということもあります。

特に震災後から若い人たちの間でも流行ってきたようです。未曾有の地震が、平和な日本でも明日は何が起こるかわからないということを若い人の間に危機感をつのらせたのかもしれません。

ただ、若い人の間では、死んでからのことに重点を置いて作成するというよりも今の自分のつながりなどの情報を自分の中で整理し、自分というものをひとつのノートに表現するという目的の方が多いのかもしれません。

形式などにもこだわりがなく、自分のスタイルというものをノートに表現するという行為が若い人の間で流行っているようです。

エンディングノートの使い方

エンディングノートは、残された人に託すことをまとめたノートでしたが、最近はその幅を広げて、自分の家に代々伝わる料理、自分のオリジナルレシピなどをまとめておいたり、親戚の人の関係性などやプレゼントなど贈られたものや贈ってもらったものなどを書き留めておいたりして、コミュニケーションの記録につかうなどの使い方などもあります。

また、万が一普段恥ずかしくて言えないような家族や恋人へのメッセージなども書きとめておく人もいるようです。

自分年表など簡単な自分史にして、毎年毎年、自分の人生の記録を書くことによって自分自身の人生を振り返ってみるという使い方もあります。

市販ものには、大切な写真やDVDなどを入れる場所などもついていたりします。

核家族や人口減少などで、人とのつながりが希薄になってきている部分をエンディングノートを作成することで見直しをするという使い方をしている人もいます。

エンディングノートが若い人の間で流行っているのは

情報社会の中で育ち、日々溢れる情報の中で忙しく、あわただしく生きているとついつい明日があると思ってしまいがちです。

しかし、最近の気象変動などの自然災害が多くなってきていること、世界経済や景気の不透明さが、いつ、自分がどうなるかわからないという不安定さあります。

最近は、孤独死なんていう言葉もでてきたりしています。

残された人が困らないように、と必要なことを書きだす為に、つくられたエンディングノートですが、若い人の間でも明日は何があるかわからないから、一度自分を振り返ってみる機会を作りたいと思っていること、自分が生きたことを残しておきたいということが、若い人の間でもエンディングノートを作成するきっかけになっているのではないでしょうか?

特に若い人は、小さいころからSNSなどの自分を発信することに慣れている世代です。

ネットなどだけでなく、ノートというアナログなものでも表現しようとして、流行ってきているのかもしれません。

・エンディングノートってどんなもの
・エンディングノートとは遺言状とは似て異なるもの?
・なぜ若い人の間でエンディングノートが流行っているの
・エンディングノートの使い方
・エンディングノートが若い人の間で流行っているのは(まとめ)

エンディングノートまとめ

エンディングノートは、終活の活動のひとつ。 形式や形にはこだわらなく、自身のオリジナルで作成することができます。 市販でも種類がいろいろでていて購入できる。 遺言書のように法的効力はないけど、自分の残したいこと、伝えたいことをまとめることができます。 もしも自分に何かあった時でも伝えることができます。

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