マイナス金利が続くことで住宅ローンに恩恵があるのでしょうか

マイナス金利で住宅ローンに恩恵が?!

マイナス金利が導入されて、約2か月ほどたちました。

マイナス金利導入後、以前から低かった長期国債の金利がさらに下がり、それにともなって、住宅ローンの固定金利の指標となっている長期国債の金利が下がることにより、住宅ローンの金利もさがりました。

ここ最近では、過去最低の金利水準になっています。

マイナス金利が続くことで住宅ローンに恩恵があるのでしょうか

住宅ローンと金利の関係

住宅ローンは、お金を借りるので、その借りたお金に対して利息が発生します。

借りている期間の間にかかる利息の割合を金利と呼んでいます。

通常金利は、年利であらわされます。つまり1年間に発生する利子の元本に対する割合を示しています。

住宅ローンを借りる場合、ほとんどの人が何千万というお金を何十年かけて返済していくように計画して申し込みを行います。

ローンの中でも返済期間の長い住宅ローンの場合、金利が高いと返済額が大きくなります。

そのため金利が高い・低いというのが重要になってくるのです。

マイナス金利でどうして国債の金利が関係

住宅ローンの金利の種類は大きくわけると3つに分かれますが、主には、「固定金利型」と「変動金利型」に分かれています。

住宅ローンの金利を決める場合に指標にしているものは、同じ住宅ローンの金利でも固定か変動かによってわかれます。

「固定金利型」の金利の指標は、長期金利の影響をうけます。それは、新発10年物国債の利回りを指標にしているからです。

「変動金利型」の金利の指標は、短期金利の影響をうけます。日銀の政策金利が指標となってきまるからです。

政策金利とは、銀行間などでのお金の貸し借りに利用される短期金利のことです。

変動金利型、固定金利型の金利は、それぞれ指標にしている金利に一定率を上乗せして貸し出しを行っているため、金利が下がり、その結果住宅ローンの金利が低くなっているのです。

マイナス金利前から、住宅ローンの金利は下がっていましたが、マイナス金利が導入されたことにより、国債金利が低下し、政策金利も下がったので、指標にしている金利が下がったため、住宅ローンもそれにより下がってきています。

マイナス金利になったことにより、より住宅ローンに恩恵があるともいわれていますが、

すでに低金利なのでこれ以上下がるのは難しいのではないかといわれています。

住宅ローンの金利の種類

住宅ローンは、大きく分けると固定金利と変動金利、そしてその両方の機能をもっている3つのタイプに分けることができます。

両方の機能がある金利は、変動金利でも最初は固定型でその後変動金利にするか固定金利にするか選ぶ場合と半年ごとに金利を見直す選択ができる固定金利選択型と呼ばれるものになります。

・「固定金利選択型」
 
最初の決まった期間、例えば2年、3年、5年、10年などの一定期間(特約期間)を選び、その選んだ期間の間が固定金利になります。

最初に選んだ期間が終わると、変動金利にかわります。

しかし、固定金利がよい場合は、再度固定金利にすることもできます。

金利は、選んだ時点での金利に見直しされます。元金均等返済を選んでいた場合、元金部分の残高に金利を載せていく返済方式だと返済額も見直しされます。

一般的に短期の固定金利選択型は、当初の特約期間が短いほど変動金利に比べて金利が低いといわれています。

・「変動金利型」

半年ごとに金利の見直しがあります。返済額は5年ごとに見直しされます。しかし、銀行によっては、金利が見直しされるごとに返済額も変わることがあります。

変動金利のメリットは、固定金利よりも金利が低いことがあげられます。

しかし、金利が変動するので、返済額がいくらになるかがわからないということ。

金利が上がると返済額が増えてしまうというデメリットがあります。

・「固定金利型」

借り入れから返済をするまでの期間ずっと金利が変わらないのが、「固定金利型」です。

変動金利よりも金利は高めですが、金利がかわらないので、返済額がわかり、返済計画がたてやすいというメリットがあります。

銀行によっては、若干の名称が異なっていたり、3つのタイプがあっても少しずつ異なる部分がでてくるので、各銀行のHPなどや比較サイトなどで検討された方がよいと思います。

http://kakaku.com/housing-loan/
比較com ホームページ

http://www.housingloan-hikaku.com/
目的別の住宅ローン
 

住宅ローンは借り換えた方がよいの

低金利になっている今、昔に住宅ローンを申し込みした人の金利よりも今の住宅ローン金利の方が低くなっているため、借り換えした方が、金利の負担が少なくなり、返済額が減るので得になるといわれています。

しかし、借り換えする場合に手数料も発生します。

借り換えしても返済額や負担額があまり変わらなかったというのでは、手続きだけ面倒になるだけです。

借り換えをする場合は、シュミレーションなどもできるようになっているのでしっかり検討することをお勧めします。

住宅ローンは借り換えた方がよいのか

一般的に、下記3つの条件を満たしている人が、住宅ローンを借り換えることによって返済額が減るメリットがあるといわれています。

・住宅ローン残高が1,000万以上残っている。
・住宅ローンの返済期間が10年以上。
・住宅ローンの現在の住宅ローン金利と借り換え後の住宅ローン金利の差が1%以上ある。

最近は、いろいろな条件もあるので、必ずしもこの条件を満たしていないと返済額が減らないということはないようですので、いろいろな住宅ローンの条件を見比べてみることも必要です。

借り換えをする一番のメリットとしては、月々の返済額や、ローントータルでの返済額を減らすことができるということを目的として多くの人が借り換えを行います。

なので、借り換えて返済額が増えてしまっては、借り換えの効果はみえません。しかし、変動金利型などで借りている人は、将来金利が上がったときに利息が増え返済額が増えてしまうことがあります。そういったリスクにも備えるということもあります。

将来を見越して借り換えを行う場合もあります。

住宅ローンを借り換えする際の注意

手数料がかかることや住宅ローンの借り換え時も再度審査があります。

借り換えしようと思っても審査に落ちてしまってはローンが借りられなくなります。

以前住宅ローンを組んだときよりも、年齢も上がっている、年収が下がっていたりするなど自分の状況が変わっている場合があります。

そういった場合は注意する必要があります。

借り換えに手数料がかかりますが、数十万単位で発生します。保証料とよばれる事務手数料や登記手数料などがあります。

手数料はネット銀行の方が金利なども含めて、全般的に安いところの方が多くなっています。

団体信用生命保険に加入されている場合、それも借り換えによって終了になるので、次に借り換えする場合に、今の状況を確認して入りなおす必要もあります。

借換えした場合の団体信用生命保険は?
http://www.jhf.go.jp/faq/danshin5_1.html
住宅支援機構 ホームページより

まとめ

住宅ローン金利は、マイナス金利導入によりさらに下がっていますが、もともと低金利だったので、さらにさがるということは難しいのではないかといわれています。 住宅ローンも今が借り時や借り換え時といわれます。確かに、金利だけみると今が一番低金利で借りることができるかもしれません。 しかし、住宅ローンは何十年と借りていくので、低金利だからといって買う家が値上がりしすぎていたり、自分のライフスタイルとあっていなければ、途中で家を手放してしまうことにもなりかねません。 必ずしも恩恵があるわけではないようです。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でお金が無い.jpをフォローしよう!

マイナス金利が続くことで住宅ローンに恩恵があるのでしょうか
Reader Rating 1 Vote