いきなりタイトルで「犯罪から~~」なんて言ってしまいましたが、これは「犯罪しよう!」とかいうことを主張するものではありません。
もちろん、正しいことに使う、きちんとしたことに使ってもらうために書いているものです。
ただ、過去の犯罪の事例を見てみると、「お金がないからってなんでそんなことするんだ?正しいことに使えば、大儲けだってできるじゃん?」と思うことがすごく多いのです。
たとえば、オレオレ詐欺とかいい例だと思うのです。
あんな悪いことしなくても、正しい方向に使えばまっとうに、きちんと、ガッツリと稼ぐことができます。
さらに、お客様だってどんどん集まってくるはずなのです。
そういうことを、ここではお話していきます。
それこそ、働く人に絶対に知っておきたい内容なのです。
あなたは窃視症(せっししょう)という言葉を聞いたことがありますか?
平たく言うと、「ついついのぞき見をしてしまう」ということです。
学術的な観点からですと、このような言い方になります。
「臨床心理学において窃視症とは、他人のプライベートな行動をのぞき見ることに性的関心をもったり、実際にのぞき見をすることである。
具体的には、衣服を脱ぐ行為、性的行為、その他通常プライバシーに関わると考えられる行為をのぞき見ること」
こう考えると、一般的には犯罪をイメージしてしまいがちですが、正しく使うとすると、こうなるのではないでしょうか。
「仕事でわからないことがあってどうしよう?となっているとき、隣でやっている人の動きをのぞき見て、その通りにやってみたらうまくいった。」
覗き見と聞くと悪いイメージしかないように思えますがそうではなく、正しく使うと非常にあなたの役に立つことがすごく多いのです。
それこそ、お金をもっと稼ぎたい!と思うのなら、稼いでいる人のところにいって、何をしているか?をのぞき見て、それをやってみることが一番手っ取り早いのです。
一般論をあえて述べさせてもらうなら、窃視症は必ずしも性的興味を伴う必要はなく、見知らぬ人を観察する習慣がある人のことを指して広い意味で用いられます。
今回お伝えする記事は、ある種の「窃視症」、つまり「のぞき見」について話します。
これは、あなたがもっと多くの顧客を獲得し、もっと多くのお金を稼ぐのに実際に有効なのです。
できるだけわかりやすく話を進めるために、営業とかビジネスとか仕事とかそういうものを題材にしてお話を進めていきます。
経験豊富なビジネスの起業家や経営者、あるいはビジネスマンであれば理解していることですが、効果的で説得力のあるマーケティングの根幹には必ず、ユニークな利益へのフォーカスと説得力のあるビッグプロミスがあります。
ビッグプロミスとは約束事のことです。
いついつまでにこれを出します!といったことを指します。
仕事をしている人には必ずお客様がいます。
そしてお客様はあなたに何かを望んでいるのです。
そのお客様は何を望んでいるのか?
これを把握することが大きな意味を持ちます。
もしかするとあなたは、これまでに何度も聞いたことがあるかもしれません。
見込み客があなたの取り組みやマーケティングといったいろいろな活動から知りたいことは、あなたの商品やサービスからどんなベネフィット(利益)を得られるのか、ということなのです。
そしてどうなれるのか?ということです。
正直言って見込み客にとって、あなたのことや、あなたの仕事や商売・ビジネス、あなたの経験、あなたの資格ははっきり言ってどうでもよいのです。
それを知りたくてあなたの下に来ているのではないのです。
彼らが一番気にしているのは、あなたの商品を買ったり、お金を払ってあなたのサービスを受けたりすることで、自分の人生がどのようによくなるか、ということです。
つまり、どんな良い未来が待っているのか?ということです。
そして、最も効果的なやり方というのは、こうしたことを具体的な形にしてはっきりと示し、それにひたすら集中します。
それから、このベネフィットに基づいた説得力のあるビッグプロミスを、それを裏付ける大量の証拠とともに示します。
多くの社長やサラリーマン、ビジネスマンが、自分のマーケティング活動においてベネフィットとビッグプロミスにフォーカスするときに問題となるのは、誇大広告にならない範囲でいかにしてこれを実践するか、ということです。
あなたやあなたの会社が提供している商品やサービスがこれまでにそうした未来像とか体験を提供してきた実績を見込み客とシェアすることは、必ず役立ちます。
でも、「この商品はこういうことができます」とそのものずばり言うよりも、あなたの商品によって何ができるのかを証明するのにもっといい方法があるのです。
知りたいですか?それでは、このおいしい「のぞき見」ツールについて説明します。
あなたの見込み客にちょっとしたのぞき見を楽しむチャンスを与えるのです。そうです。のぞき見をさせてあげるのです。
あなたの見込み客が顧客になった実体験をちらりと見せてあげるのです。
「どうやって?」とあなたは思うでしょう。
あなたが使うべきは「説得力のあるストーリー」を使うことです。
つまり、あなたの見込み客として典型的な人物が、あなたの商品やサービスからどのようにベネフィットを得たかというストーリーを語ることで、あなたは見込み客の思考回路のなかにある、「あなたの言うことは全部宣伝に過ぎない」という部分を巧みに回避することができます。
なぜならストーリーは事実であり、作り話ではないからです。
言い換えれば、あなたが、ある見込み客が満足した顧客になった実体験を示し、そのストーリーを語るとき、あなたのマーケティングのメッセージは、もはやマーケティングとはみなされないのです。
それは、単なる1つの体験談とみなされます。
そして、あなたの商品やサービスによってあなたが可能だと約束した利益がどのようにもたらされたかについて、その体験談がはっきりと示すことができれば、それは、単なる宣伝文句ではなく、事実として受け入れられます。
まず最初に、ストーリーの主役(つまり顧客)は、典型的なあなたの見込み客と同じ状況に置かれた人にする必要があります。
例えば、あなたが借金から抜け出すための情報を商品としてマーケティングしている場合には、ストーリーの主役は、数百万円の借金を抱えているところからスタートしたら良いでしょう。
もっと良いのは、典型的なあなたの見込み客よりもさらにひどい状況からスタートさせることです。
それができたら、ストーリーはさらにパワーアップします。
例えば、あなたが借金から抜け出すための情報を商品としてマーケティングしている場合には、あなたは、数百万円以上の借金をし、持ち家が差し押さえられ、破産申告することを余儀なくされた人のストーリーを語ることができます。
続けて、あなたの情報サービスを使ったときのその人の経験を語り(もちろん、本当の話を伝えます!)、そして、その人が借金を完済し、品質の信頼度を回復し、自宅を取り戻した上で、手元に現金を残すにいたるまで・・・、いかにこの情報商材が役にたったかを示してストーリーを終えます。
この例では、中程度の借金を抱えている見込み客ならすぐにこう思うでしょう。
「この情報サービスを使って、こんなにひどい金銭状況から抜け出せた人がいるなら、私にとっても簡単に同じように役立つはず・・・。」
素晴らしい体験談を語るコツは、典型的なあなたの見込み客よりもさらにひどい状況に主役を設定してストーリーを開始し、その後、よくある不安や懸念、疑いにもかかわらず、主役がどのように行動をおこし、顧客になるにいたったのかを語ります。
のぞき見によって得られるメリットはすごいものがある
顧客が味わった感情的あるいは「身体的」経験、そしてあなたの商品やサービスを利用したことについて詳しく述べ、最後に、あなたが約束している利益をどのように体験したかを示して、あなたの見込み客が望む状態にたどり着いたところでストーリーを終えます。 このようなストーリーは、読者に強い影響力をもつだけではありません(人間は体験談に注意をひかれるものですからね)。 顧客の体験談は、あなたの実績を示し、あなたの商品が顧客に利益をもたらす能力を示し、あなたのマーケティングの背後にあるビッグプロミスをかなえる能力を示す、強力なマーケティングのメッセージを届けることにもなるでしょう。
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