世界経済と同時に、アベノミクスにも陰りがではじめた2016年2月。今、副業や投資をはじめる人が増えています。
そしてそこから起業を立ち上げる人も徐々にではありますが、増加傾向にあるようです。
景気は良いのか悪いのかと問われれば、「良いと思う」と答える人は少数派。
多くの人は、楽ではない・貯金をしたいが出来ないなど「良いとは言えない」と微妙な回答をしています。
現実問題として給料の上昇よりも物価が上回っています。
税金や医療費は今後さらに増額が見込まれ、将来不安から後者に回答する人もいることでしょう。
高齢化・人口減少・年金先細り。明るい未来は描き難く、給料以外からお金が入って来る副業を持ちたいと願うのは当然です。
お金の価値観は人それぞれではあります。
しかし、今のままではいけないという思いは共通ではないでしょうか。
人気の副業は、在宅でパソコンやスマを使ってのネット参加が主流。
一部を紹介するとお小遣いサイトの1つ「ハピタス」・携帯アプリのネットショップ「メルカリ」。
得意を1コインで請け負う「ココナラ」などがあり、検索すればたくさん出てきます。
登録は無料でリスクが少ない。
時間や場所を問わずにできる。
子育て中の主婦の人はじめ、学生やサラリーマンにもすぐに出来るこれらは、稼ぐことの原点かもしれません。
2016年1月29日。日銀・黒田総裁の発表で、ついにマイナス金利となりました。
しかし、本来この導入は、銀行などの金融機関が日銀に預ける一定比率の当座預金に対してのもの。
一般庶民の預金金利ではないのです。
そもそもこの導入理由の根本、それは金融機関の貸し渋りにあります。
先の金融緩和や法人税軽減は、企業の設備投資等への貸出し即すものであり、雇用改善のために行われたもの。
しかし、融資額は伸びず、雇用は伸びても派遣やパートが増える事態になってしまった。
豪を煮やし「人質のお金を減らすぞ!なんでもいいから市場にお金を流通せよ!」との荒治療にでました。
ところが当の銀行らが行ったことは、融資ではなく、一般顧客の定期金利を下げることでした。
結局のところ、住宅ローンを持つ人の中の、ごく一部の人のみがお得になるかもしれない模様(面倒な諸手続きが必要)。
しかし大多数の庶民は、今度もまたこの嬉しくない煽りを受けそうな気配です。
世界的な経済減速もあり、マイナス金利への話は少し前から囁かれていました。でもこたびの銀行各社の定期金利引き下げは驚異的に早かった!
このような対応は準備していなければ出来ることではありません。
中でも一番はじめに決定したのは、ネット銀行でした。意外にも思えますが、納得もできますね。
それにしても、我が身に降りかかった火の粉の払い方のうまさ。
さらにその代償を「お客様」に丸投げした今回の騒動。
火の粉は国民の足元からじわじわ燃え始めています。
お金持ちや権力を持つ人ほど常日頃からお金について勉強をしているのです。
私たちは何もしないでいるわけにはいけませんよね。
日本は1999年以降ゼロ金利が続き、かつて金利で生活する人がいたなんて嘘のような金利氷河期の真っただ中。
それでも辛抱強く堅実な国民は、実質マイナスである現状をも、「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」で暮らしています。
しかし、ここ数年来、アベノミクス円安を旗印に、なんとなく景気がよくなったかような人も現れました。
それは既存の大手企業よりむしろ、ITなどのベンチャー企業の業績が顕著だったことは一般的にも知られています。
そして少数ながらfxや株式などの投資やネット収益でのお金持ちも出現しています。
そんな少数のお金持ちになった人達のポジションが、副業のめざす最高峰でしょうか。
インターネットの時代を背景におおむねネットビジネスが多いです。在宅で出来ること。
場所や時間を有効に利生せることから、スキル不要で気軽に行えるものから、勉強し試行錯誤の末、桁違いの成功者となる人もいます。
ブログに貼った広告から、購入いただき報酬を得るアフィリエイト。
株やなど投資系のトレーダーなどは億万長者になった人もいらっしゃいます。
とくにfxはリスクの高い取引ではありますが、為替差益だけでなく、スワップという高金利に注目が集まっていますね。
ただ日本では、ネットビジネスのステイタスは低く、特に投資は、お金に余裕がある人がするもの。
あるいはギャンブルといった考え方を持つ人が根強くあります。
社会的にも、投資で生活する人への信用度は皆無のようで、融資や住宅ローンを組むのはなかなか難しいようです。
このように今の日本経済はどちらかというと新興IT企業や、アイデアや特技を活かし起業し、時代を読んで利益を上げる成功者が、その後も成長していくには厳しいものがあるように思います。数千万円・数億という収益は、しっかりした知識と先見の明がなくして、稼げるものではないのです。
出る杭は打たれる、いつの時代もそうですが、ひとたび事あるとありとあらゆるバッシングで再起不能になるほど叩かれ潰される傾向があります。
もし、副業や投資で大金持ちを目指す人はちょっと覚えておきましょう。
6年ほど前。
とあるTV番組で、小学校の風景をレポートしていました。
あまり綺麗とは言えない教室の中で、10歳くらいの子供たちが数名人のグループに分かれ、パソコンを前に真剣に課題に取り組んでいました。
彼らが見つめる画面は外貨のチャートでした。
レポーターが「子供たちは何をしているのか」と先生に尋ねたところ、「仮想通貨で外貨投資をしている」というのです。
今でこそ、円高円安は子供でも耳にする言葉ですが、放送当時の日本では子供どころか大人でさえ、外貨も円安も無縁な日常。だからこそ特集が組まれたのでしょう。
教師曰く、「この国は仕事が少なく収入が低い。
家族は多く、どの家も家計が苦しいのです。
自国の通貨の価格は死活問題。物価が高い時には国境を越え、安い通貨の国へ一家総出で買い出しに行くのです」とも話していました。
確かに国内で100円するものが、大陸続きの国で80円ならそちらにいきますよね。
外貨ですから、すべてのものが安くなるので、一家総出もうなずけます。
学校の施設よりも子供たちにパソコンを与え、外貨での投資シミュレーションを教える。
この授業は単なる知識ではなく、将来、子供たちが自分の力で稼いで生きていける手段を学んでいたのです。
レポートは、学校を終えた一人の少年の家庭へと続きました。彼は当たり前に家の手伝いをし、下の子供たちや、年老いた祖父母の面倒を看ているのです。
彼の7歳の妹も同様でした。
学校での教育も自宅での生活も、一人で生きていくために必要な事を学んでいるのだと思うと、恵まれた環境であるはずの日本の子供たちより、逞しく生きていける力を感じました。
お金がなくても、多少不自由さはあっても暮らせる。それを知っている世代でも、今、その生活で暮らすことは難しい時代となっています。
そんな中での子育ての究極の形は、親や社会の手で、より高い教育をすべての子供に受けさせることも大事なことです。
けれどもっと大切なこと、それは。
すべての子供達が自分でお金を稼げる知恵と手段を身に着けること。
これこそが今、取り入れるべき勉強なのではないかと考えます。
・
組織で稼ぐこと、自分で
日本という国は今の現状、例え不景気とはいえ、とんでもなく理不尽な目にあうことも少なく、明日の食事に困る生活という人は少ない。 だからこそ、ほかの人と同じ生活が出来ないことに不安を覚えると言えましょう。 日本人には、組織に属すること、大多数の人と心を合わせて行動することを美徳とする気質があります。 その一丸となる思いが、戦後の日本を奇跡的な経済大国にしました。 けれど、終身雇用が完全に崩れ、かつて企業戦士が安心して仕事に邁進できた退職金や企業年金などの福利厚生はもうないのです。 そして企業側と働く側との関係も意識も大きく変化しています。 円安を追い風に、景気の上向きを感じた時期がここ数年間には確かにありました。 でも低賃金で頑張ってきた社員達に対し、利益を還元したり、福利厚生に当てたという企業の話はほとんど耳にしません。 雇用を増やしたと言っても、非正規社員です。 ベースアップをしたといっても数か月更新の非正規社員には関係ありません。 多忙な仕事を要求しながら低賃金。おまけにダブルワーク禁止。 会社の業績がよく給料が上がったと答えた人の多くは新興企業ばかりというのが実態です。 今回のマイナス金利の発表後の銀行の行動は、保身一辺倒で怖さすら覚えました。 いつまでも大家と店子ではいけないのです。 ひとつの組織に属してのみ生活の糧とせず、目標を掲げ、生涯に渡って稼ぐ力も身を着けることが、これからのリスク回避であり稼ぎ方です。 副業と投資。どちらもノウハウよりも実践です。 やらなければ1円も稼げません。簡単なことではありません。 すべてを自分の責任で行う覚悟が必要です。 失敗も当然あります。そしたらやり直す。 それだけのことです。 何もしなければ収入も、資産も確実に減ります。本気で勉強して、目標をたて鼓動しましょう。 日本人は、稼ぐとことに対し、もっと貪欲になっていい。 稼ぐ力を身につけましょう。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
Twitter でお金が無い.jpをフォローしよう!
Follow @okaneganai_jp