銀行に預けてもさっぱり増えないお金。でも、世の中には上手にお金を増やしている人がたくさんいます。
まずは、貯蓄率の高い金融商品を見つけましょう!
他人にお金を貸して、貸出利息で儲ける職業…古くからある「金貸し」の筆頭格が銀行です。
住宅ローンは誰もが一度は経験するか、あるいは調べて計算する類のもの。
一般市民が借りられる金額は、最大5,000万円が良いところですが、たとえ500万円借りるためでも、その審査は大変複雑です。
銀行は金貸しの中でも、もっとも担保に厳しいところです。実際に住宅ローンを組んでみようと、
出かけてみると、収入証明から資産状況から、全てをそっくり情報公開しなければなりません。
与信と言いますが、銀行がお金を貸すには厳しい審査が必要です。
一番緩いのは公務員、大企業の会社員。次に中小企業の会社員、最後は自営業や自由業と続きます。
他人様にお金を貸して、利息分を受け取る…お客様に借りていただく、ということなのですが、
実際には金貸しの方が威張っているような印象があるのはどうしてでしょうか?
与信を通す作業、手数料は膨大ですから、実際には儲からないのが住宅ローン。
特に金利が低い今日では、儲けの少ない部門になってしまいました。
と、いうことは銀行が儲けているのはなんなのか?
そうです、表に出て来ない商品こそが、儲けの最大のポイントなのです。
銀行が表に出さないもの、その一つは手数料の低い投資信託です。
リーマンショックで大損、上海株式下落で大損…世界じゅうで必ずこういう「損」をした話は出回りますが、なぜか儲かった話は出てきません。
儲けで出てくるのはFXなどのものばかり。
ですが、投資信託は決して儲けが出ないものではなく、実際には利益が出るもの。
失敗例は「退職金」の一部を一度につぎ込むパターンです。
500万円で商品を一度に買う、1,000万円で購入…これでは意味がありません。
毎月1万円ずつ購入する、2万円投資する…といった感覚ならば、損はしません。
この1万円を投資するにあたって、どんなポートフォリオにするのか?それを考えて購入できるのが投資信託だからです。
ポートフォリオとは「紙バサミ」のことです。
要は、自動車メーカーの株式5枚、鉄鋼株2枚、食品株1枚、流通の社債が2枚…などといろいろな株や社債などの束を持っていることを意味します。
これから儲かりそうなのはどの業種だろう、と考えると、やはり食品株だな…と思えば食品メーカーの株が集まっている投資信託を買います。
俗にファンド、と言いますが、
ファンドマネージャーは「トヨタ自動車の株」+「味の素の株」+…
などと様々な株や社債を選り好みして、買い付けます。
元手は出資した何万人もの「月々1万円」。
つまり、たくさんの人が出資すれば、株は多くの人に買われているため、リスクが分散します。
リスクとは、一挙に儲けを失うこと。
例えばごく一部の富豪が10億円分の投資をして、一気に売却してしまえば、市場は「暴落」騒ぎになります。
他の小規模投資家は、大損をしてしまいます。
ですが、一つの銘柄(企業名の株など)だけを買い続けるのではなく、少しずついろいろな業種の株を束ねて購入するならば、リスクは低減できる。
これが大事なところなのです。
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