なのでお金が欲しい人はお金を追いかけてしまい、さらにお金を遠ざけてしまうのです。お金は異性と同じようなもので、しつこく追いかけるとお金に嫌われてしまうのです。
逆にお金は追いかけないと近づいてくるのです。
お金は日常の中で必要なものであるので、どうしても追いかけたくなってしまうのですが、追いかければ追いかけるほど、お金は遠ざかってしまうのです。
逆に既に余るほどのお金があったり、資本や資産がある人にさらにお金が集まってくるので、さらに富が多くなっていくのです。この違いは何なのでしょうか?
お金や資産が多くある人は、そのような環境であるので、お金に対して何の心配もなければ、お金に対する執着がないのです。
お金がない人は、ないものに対してさらに執着をしたり、今もっているものに執着をしてしまうので、さらにお金が逃げていくのです。
なのでお金があっても、なくても執着をしない方が、より多くの富を引き寄せることができるのです。
今は資本主義時代であるので、どうしてもお金中心の世の中になってしまっているのです。
お金が多ければ多いほど、多くの物を購入できるし、多くのサービスを受けれることは確かなことなのですが、ただお金そのものは、紙であったり、コインであったり、数字であるだけのことなのです。
物やサービスと交換できる紙であり、コインであり、数字だということなのです。なのでお金には実体がないということなのです。これを多くの人は、勘違いしているので、必要以上にお金に執着してしまうのです。
お金に執着すればするほど悲劇にもなっていくのです。お金に対する執着を手放すためには、お金には実体がないということを知っておいてください。お札を見たら紙、小銭を見たらコイン、通帳を見たら数字という認識が必要であるのです。
お金に執着すればするほど、お金に振り回されてしまうので、自分という本質を見失うようになってしまうので、お金に対する執着を手放す考え方と習慣が必要になっていきます。
多くの人は「お金が欲しい」「お金持ちになりたい」と願っているのですが、多くのお金を持ったとして、何がしたいのかが明確になっていないのです。多くのお金があるから、多くの体験ができるのですが、逆に体験したいことがあるので、お金が必要であるというマインドが必要なのです。
「お金で何がしたいのか」ということを考える人は少ないのですが、人は必要性を感じないと、本当の意味でお金を稼ごうとしないのです。どれだけ自分にお金が必要であるのかを明確にする必要があるのです。
いくらお金を多く持っていたとしても体験をしなければ、持っている意味がないのです。将来のために貯金することも必要ではあるのですが、将来、どのような体験をするために貯金をしているのでしょうか。
あるいは、子供がいる親御さんは子供にどのような体験をさせたいために、貯金をしているのでしょうか。貯金すること自体を目的にして、何の体験をしなければ、いくら多くのお金を所有したとしても虚しさだけが残るのです。
多くのお金があれば、多くの体験ができるようになるのですが、体験の目的は感じたい感情を感じることであるのです。人が本当に欲しいのは、体験することと、体験することで感じる感情が欲しいということなのです。
いくら多くのお金を持っていたとしても、体験することにお金を使わなければ、ただの紙、ただのコイン、ただの数字になってしまうのです。なので体験したいことが何であるのか、体験したいことのためにいくら必要であるのかを明確にする必要があるのです。
「何が欲しいのか、どんな体験をしたいのか」という願いがあってから、その物、体験にいくら必要であるのかが決まってくるのです。
多くの物が欲しい人、多くの体験がしたい人はそれだけ多くのお金が必要になっていくのですが、ここで注意しないといけないのが、「本当に自分が欲しいのか」ということなのです。
必要であっても、欲しいとは限らないし、周りの影響から欲しいような錯覚になっている人も多いのです。自分が欲しい物、あるいは自分が欲しい体験であるのかを自問自答してみることも時には必要であるのです。
お金は追いかけないで、引き寄せるマインドが必要になっていくのです。そのために一番必要なマインドが「執着を手放す」ということです。
人は何かに必要以上に執着していくと、追いかけたり、奪おうとしてしまうので、さらに逃げていくのです。究極を言えば、いつでもお金を手放せるようなマインドがあれば、逆にお金が引き寄せられてくるのです。
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