中国人の「爆買」が日本にもたらす経済効果と問題点

爆買いによる歓迎できない影響

爆買いに限ったことではないようですが物事には良いことばかりという訳にはいきません。

実際にこうした爆買い目的の観光客が訪れるようになって起きた良くない影響もあります。

その一つは「爆買い」と言う言葉が使われているように、

決してマナーが良いとは言えない人たちが増えたことです。

行列に割り込みをした、していないの小競り合いはしょっちゅう見かけますし、

中国の人同士での大声での口喧嘩をしていることも珍しくありません。

買うにしろ買わないにしろ高級な商品を乱暴に扱いますし、

テイクアウト専門店で買った物をその場食べ始め、

注意をされて「このくらいは普通だ」と逆ギレしたあげく気分が悪くなったから金を返せと言うクレームもあるそうです。

直接的な事でなくても旅行で成田空港を訪れたメインが爆買い目的の「観光客」の人が出発直前まで免税店で大量の土産を購入するせいで、

航空機の出発に遅れが出ていると言う問題もあります。

航空会社の定める機内持ち込みの制限を超えてしまい、

貨物室に預ける手荷物に変更、積み直しに時間がかかるのでそれがまた更に拍車をかけることもしばしばだとかで成田空港には7月に入ってから乗客に携帯品の数量を制限する警告文が登場したほどです。

しかしこれ、日本人からしたら信じられない事なのかもしれませんが爆買いをする人たちからするとこれで当たり前、これが普通なのです。

日本人は世界中でもトップクラスの「お上品」な人種で「気が弱く」「他言語が苦手」と言う弱点があり、

爆買いに来ている人たちからしたらそういう態度を取られて当たり前であり、

自分達がいつも通り国でしていることをして何が悪いのかと思われているのです。

最もそうした爆買い客の日本人には理解しにくいクレームやマナーの悪さなどで困るのは末端の人間だけなので

企業としては何も困ることなんてないと思っている事でしょう。

爆買いに対する日本の取り組み

上記したように問題も多々ありますが、企業としてはそんなものよりも上がる売り上げが優先的に捉えられ、

爆買い客に対して様々な取り組みがなされています。

特に爆買い観光客が多い銀座での取り組みは凄まじいものを感じます。

例えば松坂屋は外国人が訪日前に同社の英語と中国語に対応した外国人向けショッピングサイト「+81モール」で商品を予約し、

銀座店裏のインバウンド向けの新設された売り場「ツーリストショップ アンド ラウンジ」で訪日の際に同売り場で免税手続きを済ませて商品を受け取る仕組みを作るほか、

香港で地元富裕層向けの現地企業と組んで化粧品やサプリメントなど日本製の商品を掲載した商品チラシ配布も開始しました。

滞在時間が平均1時間半程度であるのに対して欲しい商品の購入を訪日前に済ませ、

スムーズに買い物できるようにするサービスの提供で利用客を増やすことを目的としており実際にその取り組みは成功していますし、

チラシに関しても掲載品目を拡大する予定です。
 
マツモトキヨシホールディングスも銀座を始めとして免税対応店の展開に積極的で、

訪日外国人売上高を2016年3月期に小売部門売上高の7、8%に引き上げる目標を掲げています。

また知名度を活用し中国のショッピングモールサイトアリババに出店し、

訪日外国人による購買で国内大手小売業のブランドとしては中国や香港などでも浸透し、ネットを活用した切れ目ない販売手法を確立しています。

基本的に訪日外国人の中でも特に中国人の人たちはコミュニティー内の結束力が高く、

一度買い物したところの口コミ情報を拡散するケースが多いので、

次の訪日の際にも同じ場所で購入するケースが増えていて、こうした知名度や認知度を上げる戦略は効果的だといわれています。
 

爆買いの与える影響

以上のように爆買いと言うものが日本経済に与えるプラスの影響は確かにありますが少しそれに注力しすぎていると思われるところは見受けられます。 中国人による爆買いは中国の官製バブルによるところの影響が確実にあり永遠にそれが続くとは思えませんし、 注力しすぎてそれに頼るということは中国への依存度を高めることになります。 そうでなくてもこれからTPPを初めとする自由貿易に向けて日本企業は国民向けよりも海外向けの企業に転換していかなければならないと言うのに 国内のある施設も外国人向けになっていったら日本に住んでいる日本国民が一番デメリットをうけると言うわけの分からない日が来ることになります。 中国との関係改善に向けての好意的な見方も政府の方ではなされているようですが、 爆買いをする人たちの殆どは日本と言う国にも日本人に対しても興味など殆どなく、 ただそこそこ安くてそこそこ良いものが手にはいる事に興味が全ていっています。 爆買いそのものがもたらす経済効果は非常に魅力的ですが、 企業全体や国を挙げてこれに頼るかのように歓迎することは流石にやりすぎなんではないかと疑問に思います。 銀座が実質中国人街となり、首都圏全体にその風潮が広がり、 中国人が東京に多いからもっと優遇するような政策を、と迫られたとき爆買いによる経済に頼った国で反対姿勢が取れるでしょうか? 首都圏の人口が外国人で占められ、経済が他国を中心に回るような自体にだけはなって欲しくはないものです。

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中国人の「爆買」が日本にもたらす経済効果と問題点
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