若いころは貧乏でも我慢できました。
しかし働くようになって給料を手にするようになると、いろいろな物が買えるようになります。
当たり前ですが、たくさんお金があれば高価な商品を購入することができる。
美味しい物も食べられる。
楽しい場所で遊べる。
さらには異性にモテたりもする。
やはり現代社会においては、お金をたくさん持っていることがステータスなんだと思います。
知人の中には夫婦仲が悪い人もいますが、突き詰めていくと、その原因はお金を持ってないこと。
やはりお金は大切ですよ。
実際のところ、お金が欲しくない人はいないのだと思います。
あって困るものでもありませんから。
ただ実際問題として裕福に暮らしていけるほど稼いでいる人は少数に限られています。
日々の暮らしは何とかなるが、余裕はないという人が多いのが今の世の中なんでしょう。
そのため裕福な人への羨望が、いつの間にか妬みに変わり「お金は汚い」という風潮になるのだと思います。
さらに賢く一生懸命働いている人に対しては、
あまり思わないのですが、
中には他人を陥れて大金をせしめる人もいます。
実際は稼いだ人の勝ちなのですが、なかなか出来ないことですので、
そういった人達に対して「汚い」と言ってしまうのだと思います。
子供のころ、父親が独立しました。
当然のことながら簡単には軌道に乗りません。
父と母は夜な夜な残業や内職をしていました。
こうした状況でしたので、親元を離れて大学に進学した際も、
必要最低限の仕送りしか貰わないように心がけました。
六畳一間の部屋。
そこにはテレビもビデオデッキもありませんでした。
借りてきた本ばかり読んで、白いお米と簡単な惣菜ばかりの生活。
親元から通う他の学生の話を聞いていると、
「お金ないんだよな」と毎日のように感じていました。
いまは、とりあえずの収入があるので大丈夫ですが、
若いころは「社会に出たら、しっかり稼ごう!」そんなことばかり考えていました。
だだ若い頃は不思議と卑屈になることはありませんでした。
お金はないけど時間はあったので、いろいろな場所に出歩いたり、ひたすら本を読んだりしていました。
それが辛いという感覚はありませんでした。
ただ歳を重ねてくると、お金が無いのは間違いなく不安だろうし、かなりのストレスになるのは想像できます。
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