私のお金に対するイメージは、人生を明るくも暗くもできるある意味恐ろしい力を持ったツールです。
お金があれば、好きなものを手に入れることができ、行きたいところへ行くことができます。
場合によっては夢も買えるかもしれません。
それとは逆に恐ろしい一面もあります。 お金は人の心を惑わします。
お金を手に入れるために罪を犯したり、自分や他人を傷つけてしまったりする人もいます。
そうしてたくさんのお金を手にした人がそれをどう使うのかはその人次第。
その人の価値観や良心が試されます。
その使い方によってその人自身の人生の明暗が分かれると言っても過言ではありません。
それがお金のもつ力だと私は考えます。
「お金は汚い」と言われることが多いのは、
著名な人々がお金のトラブルによって連日世間を騒がせていることが一つの理由だと思います。
政治家の政治献金の話題やスポーツ選手の賭博の話題などが毎日嫌でも耳に入ってきます。
犯罪の域に達することはもちろん許されることではありませんが、
有名人のお金の使い道についてあれこれと悪い面を強調して発信するメディアにも問題があるのかもしれません。
お金の話となると人々は俄然興味を持ち始め、物事をシビアに考えるようになります。
上記のようなお金にまつわるニュースを見て「お金は汚い」と言われることが多いのだと思います。
私が「お金がない」と感じた時は二度あります。
一度目は、人並みの給料をもらっていた仕事を辞めて一年間休み、年収の少ない仕事に再就職した時です。
以前はお金を貯めようと思わなくても自然と残高が増えていたものが、
再就職してからは節約生活を心がけていたにもかかわらず徐々に残高が減っていきました。
通帳を見るたびにさみしい思いをしました。
二度目は結婚を機に退職し、専業主婦になったときです。
引っ越しや結婚式などは親の援助を受けて行ったにもかかわらず、残高は低迷したままです。
通帳記入のたびに「お金がない」と感じます。
お金がない時にはとにかく惨めな気持ちになります。
年収の多い友人と生活レベルを比較してうらやましく思うだけならまだいいのですが、
自分は価値のない人間なのではないかと悲観してしまうこともあります。
外食する店を選ぶ時も、メニューを選ぶ時も、まず値段を確認してしまう自分に気づき、さみしい気持ちになります。
以前のような、ブランド物に興味を持って時々購入したり、
友人と何の気兼ねもなく外食をしたりしていた生活が夢の中のように感じられます。
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